交渉術

【時間の無駄】車の一括査定で「買取価格を言わない業者」は切り捨てたほうがいい理由「2選」

カモネギ店長です。

今回は、「車一括査定で、買取価格を言わない業者は切り捨てたほうがいい理由」についてお話ししたいと思います。

車一括査定を依頼するといろんな査定員がやってきますが、必ずと言っていいほど存在するのが、「査定価格を言わない」査定員。


売り手としては「少しでも高く買い取ってほしい」という一途な気持ちゆえに「価格を提示してください」とお願いするものの、なんだかんだと言い訳しては価格を言いたがらない。

おまけには、「他社さんの価格を教えてくれれば言います」とか面倒なことを言いだす輩も。

そんな時は…

「じゃぁいいです」って切り捨ててしまいましょう。

「え?でもそんなことしてたら、車を買ってくれる業者さんがいなくなるんじゃないの?」って思ったあなた。


全然大丈夫。

あなたの愛車を喜んで買ってくれる業者さんは必ずいます。

なので、価格も言えない「やる気なし」で「臆病な」買取屋さんは早々にお帰りいただいて、次の査定員さんと交渉を始めましょうね。




ってことで今回は…

「車一括査定で、買取価格を言ってくれない査定員に無駄な時間を使わされているあなた」を救うべく、「買取価格を言わない業者は切り捨てたほうがいい理由」についてお話ししたいと思います。

あなたが車一括査定に申し込んだ理由は「愛車を少しでも高く売りたい」から。

今回の記事は、あなたの目的を「よりスピーディに、より確実に達成させるためのヒント」になるはずです。

ぜひ最後までお付き合いください。

【時間の無駄】車の一括査定で「買取価格を言わない業者」は切り捨てたほうがいい理由「2選」

車の査定に来たのに買取価格を言わない査定員。

そんな査定員さんには、早々にご退場いただくのが一番です。

理由は以下の2つ。

  • 理由①:「車一括査定」の一番のメリットである「合い見積もり」がとれないから
  • 理由②:そもそも高く買う力がないから

一つずつ解説します。

理由①:「車一括査定」の一番のメリットである「合い見積もり」がとれないから

車一括査定で、買取価格を言わない業者は切り捨てたほうがいい理由その①は、「車一括査定」の一番のメリットである「合い見積もり」がとれないから。

これですね。



車一括査定サイトの利用は、「愛車を少しでも高く売る」という目的を達成するには、非常に適した手段です。

っというのも、査定価格を上げるために必須ともいえる、複数社による「合い見積もり」が簡単にとれるからです。



例えば、A社が買取価格50万円と言えば、B社が51万円。

続いてC社が53万円、いやいや負けじとA社が55万円でもりかえす。

こんな感じで「合い見積もり」をとるなかで各社が競い合い買取価格が上がっていきます。

いわゆる「セリの原理」



たとえ「セリ」にならなかったとしても、複数社から価格提示を受ける(合い見積もり)ことで、そのなかから「一番高値」を選ぶことできる。

これこそが「合い見積もり」の有効性であり、車を売るなら一括査定が適している理由でもあります。



が…

査定が終わっても「価格を言いたがらない」査定員。

こんな人がいると、車一括査定がもつ「合い見積もりがとれる」という一番のメリットが全く機能しなくなります。

これでは、一括査定を使う意味がありませんよね?


なので、査定後もなかなか買取価格を提示してくれない業者さんには、買取りをお断りし早々におかえりいただくのが無難ということになります。

付き合っていても時間の無駄ですからね。





とはいえですよ?

査定員さんの「価格を言いたくない」という気持ちよくわかります。


実際、私も現役で買取りしているのでわかりますが、「価格を言うと他社に漏らされて、他社さんにうちの提示額のちょい上で買い取られてしまう…」って考えてしまうからですね。


セリは原則「あとだしジャンケン」が有利



だから当然…

査定員も出来れば先に価格を言いたくないんです。


買取査定というのは、売り手だけでなく、買い手がいてこそ成り立ちます。

売り手は「お客さん」の立場ですが、だからと言って相手への配慮なしに一方的な態度をとっていても思うような成果は得られません。

なので、もしこういった事情を警戒して価格提示を渋っている査定員さんがいたら、配慮の一つとしてこういってあげましょう。

  • 「価格は他社さんには漏らしませんので、価格提示をお願いします。」
  • 「各社、価格提示していただいて、高い方から3社さん(例)には再度ご連絡し最高価格をお伝えします。その時に再度検討していただけますか?」

こうすることで、とりあえずでも価格提示してもらえますし、なにより「提示額が低すぎると高い方から3社に入れない…」っと危機感を持ってもらえて、高めの提示額を得られる可能性も出てきます。


繰り返しますが…

買取査定は、立場でいうと「売り手(あなた)がお客さん」ですが、「買い手」がいないことには成立しません。

そういう意味では立場は同等なので、いい取引をしたければ「査定員への配慮」は忘れないようにしましょう。


ここまでやって、それでもモゴモゴして価格を言わないなら「すいません。今回は見送ります。」でOKです。

理由②:そもそも高く買う力がないから

車一括査定で、買取価格を言わない業者は切り捨てたほうがいい理由その②は、そもそも高く買う力がないから。

これですね。



先ほど紹介したように、「他社さんには価格を漏らしませんから」っと言っても、それでも価格を言いたがらない業者さんもいます。

  • 「ちなみに前の会社さんはいくらだったんですか?」
  • 「価格言ったら決めてもらえますか?」
  • 「これ決めて帰らないと僕ヤバいんですよぉ~」

っといった意味不明なことを言いつつ時間を稼いできます。

それもこれも理由は簡単。

「そもそも高値を付ける力がない」からです。



ようは、他社と競ったら負けることが分かっているので、なんとしても「即決」にもっていこうと粘っているんですね。

だって自信があるなら、「限界価格とはいかないまでも、他社が一発目で出さない程度の価格は提示しておくか」って考えられるわけじゃないですか?


それすらできないってことは?

そう、そもそも「安く買う(カモる)」ことしか考えていないか、買う力がないかどちらかです。

これ、どちらにしても売り手にはメリットないですよね?

なので、「他社には価格を漏らしませんから」「高値を付けてくれた3社さんには再度ご連絡しますから」って言っても価格を提示しない業者さんには、とっととお帰り頂くようにしましょう。

  • 「すべての業者さんの価格を聞いてから決めたいので」
  • 「価格を提示していただけないのであれば判断のしようがないので」

これでOK。



これ以上の交渉は、あなたの大切な「時間と労力」を無駄にするだけ。

早々にお帰り頂き、次の交渉にうつりましょう。

まとめ

さて今回は、「車一括査定で買取価格を言わない業者は切り捨てたほうがいい理由」についてお話ししてきましたが、ご理解いただけたでしょうか?

まとめは以下の通りです。

  • 理由①:「車一括査定」の一番のメリットである「合い見積もり」がとれないから
  • 理由②:そもそも高く買う力がないから

価格を言ってくれないことには、「車一括査定」最大のメリットである「合い見積もり」がとれません。

さらに、「即決」ばかり狙って価格提示をしない買取業者さんは、一括査定のメリットを無効にするだけでなく、そもそも高く買い取る(他社と競る)力がないことが多いです。




こんな買取業者に付き合うのは時間の無駄…

なので、こういった業者さんは早々にお断りしましょう。



とはいえ。

買取交渉というのは、「売り手(客)」と「買い手(業者)」両方がいて初めて成立するもの。

つまり、いい取引をするためには「買い手(業者)への配慮も大切」ってことです。

なので、もし価格を言いたがらない業者さんがいたら、こう言ってあげましょう。

  • 「価格は他社さんには漏らしませんから」
  • 「高い値を付けていただいた3社さん(例)には、再度ご連絡しますから」


このように伝えることで…

「自分の提示価格を引き合いにして他社で交渉される…」

そう考えて価格提示を渋っている業者さんも、多少は価格を言いやすくなると思いますよ。


買取交渉は、お互いの歩み寄りがあってこそ高値がつきます。

ぜひ試してみてください。


っということで、今回はこのへんで。

以上、最後までありがとうございました。

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