愛車を高く売りたいなら「一括査定」
もはや常識になってきましたね。
「一括査定」とは、1回申し込みをすると複数の買取業者が出張査定をしてくれる査定方法のことです。
車一括査定は、買取業者同士が査定額を競い合うため「高額査定」になりやすいというメリットがあります。
そのため、「車を高く売りたい」という人にはとても人気があり、最近では「車を売るなら一括査定がおススメ」と言われるようになってきましたね。
そして車一括査定の結果
— トミャ☕️ (@tomya717) October 3, 2022
N BOX+custom
10年 9万キロ
驚きの55万円に…!🤯
まじびっくり…30万越えれば良いかと思っていたら…まさかの😭
10年の感謝の気持ちを込め、隅々まで洗車したのも良かったみたい
出来れば、まだ乗り続けたかったけど…
今までありがとう、エヌ坊よ😢
※エヌ坊(愛称) pic.twitter.com/HXf7Igiz9C
が…
その一方でデメリットも存在します。
実際、そのデメリットが原因で「車一括査定はやめたほうがいい」といった口コミや評判も発生しており、「一括査定に興味があるけど勇気がでない…」と利用をためらっている人も多数います。
ネットの中古車一括査定とやらを試した結果、携帯に複数社からメチャクチャ電話かかってきて(一社と話して電話切ったらその間の不在着信メールがごそっと届くほど)ちょっと後悔。
— おびーか (@xiaoron1003) February 14, 2021
一括査定「賛成派と反対派」が両極端って感じですね…
っということで今回は…
「一括査定を利用しようかな?」と思っているものの、「やめたほうがいい」という口コミが気になって躊躇(ちゅうちょ)してしまっている人に向けて、「一括査定のデメリットと対処法」について徹底解説したいと思います。
車一括査定は、「デメリットと対処法」を知っていれば怖くありません。
デメリットを知っていれば避けることができるし、対処法を知っていれば普通に対応できてしまいます。
なにごとも「備えあれば憂いなし」
今回の記事を通して一括査定のデメリットを克服し、ぜひ高額査定を勝ち取ってください。
誰でもできる事ばかりなので、安心して読み進めてくださいね。
それでは始めていきましょう。
「先に結論を!」という人は以下を参考にしてみてください。
- デメリット①:買取業者から大量の電話がかかってくる
→対処法:「電話はかかってくるもの」と覚悟しておく
→対処法:MOTA車買取やユーカーパックを利用する - デメリット②:査定員がなかなか帰らない(しつこい)
→対処法:「即決はしない」「一番高いところに売る」と伝える - デメリット③:何回も査定を受けるので時間がかかる
→対処法:査定環境を整える(同時査定はNG) - デメリット④:買取業者が談合する場合がある
→対処法:そこそも同時査定をしない
→対処法:同時査定をするなら、全く別で買取店の査定員に来てもらう - デメリット⑤:住む場所によっては買取業者がいない
→対処法:ユーカーパックで全国の買取業者に査定してもらう
目次
車一括査定に関する悪い口コミ・評判
なにを語るにも論より証拠。
なぜ「車一括査定はやめたほうがいい」と言われるのか?
ちまたに溢れる車一括査定に関する悪い口コミ・評判を確認していきましょう。
車の一括査定やったんだけど
— 永愛 (@guitar091006) April 28, 2023
ほんとに電話の量やばいな、、、
まぁけど、高値で売るためには
仕方ないこと。
ネットで車を売る買うを出来る人って凄いな😳全くその辺の知識を持ち合わせてない自分。一括査定を使ってみたら電話が一気にきてビビり最初に聞いた人に0円ですと言われたので購入する所で下取りに出すことにした🥹面倒な手続きなんて無理🥹
— ムース (@BM07ccm3lHLxn6q) April 22, 2023
車乗り換えようとNETで売却の一括査定したら同じ業者の番号から秒単位でめっちゃ電話来るんだけどもしかしてこれやらかした😇? pic.twitter.com/Jb70zC02hk
— ぐらそ@ぽけもん (@glasonchiemi) April 15, 2023
この手の口コミは本当に多いですね。
「買取業者からのしつこい電話営業」は車一括査定最大のデメリットとも言えます。
業者同士で競わせるのではなく、パッと一番高い価格を言ってくれた業者にすぐ決めたかった。
— みっちゃん😎猫好き⊿🏁🎏🐱🌙🍎 (@mitz0312) May 19, 2022
システムトラブルが~って金額言わずに帰った酷い人もいた😡
交渉はしんどいし、車の一括査定は二度と利用しない😣😩
※買取先は別で見つけました😐
査定って何?
— G•W木木木 (@FPtrustMori) March 11, 2023
しっかり車を見て金額を提示したはずなのに、オークションに出品して車両評価で事故等の隠れた瑕疵が見つかった場合、減額、契約解除車両返却など買取店側に有利な契約条項があったりします。
売る時は気をつけましょう。
今日20時ごろに車の買取業者が来て「調べたら修復歴あるかもしれないので、減額するかも」という趣旨の話をされたんだが、売買契約書のどこを見てもそんな話書いてないぞ
— しらさぎ3号 (@shirasagi_no3) November 6, 2022
「査定を受けたのに金額提示すらしてくれない!」
「契約したあとに減額された!」
この辺も、一括査定のデメリットとしてよく取り上げられるポイントですね。
一通り車一括査定の悪い口コミ・評判を確認したところで、車一括査定のデメリットと対処法について確認していきましょう。
車一括査定のデメリットと対処法
車一括査定のデメリットですが、結論、以下の5点です。
- デメリット①:買取業者から大量の電話がかかってくる
- デメリット②:査定員がなかなか帰らない(しつこい)
- デメリット③:何回も査定を受けるので時間がかかる
- デメリット④:買取業者が談合する場合がある
- デメリット⑤:住む場所によっては買取業者がいない
一括査定を検討している人なら、どれも一回は耳にしたことがある内容ではないかと思います。
私も昔お客さんとして一括査定を受けた際に、これらほとんどを体験しましたね。
当時はなにも知らずに申し込んだだけに、一括査定のデメリットをモロにくらって心が折れそうでした…
でも、先ほども言いましたが「デメリットとその対処法」を知っていれば怖いものはありません。
詳しく解説しますので、しっかり対策を練っておきましょうね。
それでは解説です。
デメリット①:買取業者から大量の電話がかかってくる
車一括査定のデメリットその①は、買取業者から大量の電話がかかってくること。
手加減なしに言ってしまうと、大量と言わず…
「鬼のように」
かかってきます。
もうすぐ新車が来るので今乗っている車の売却をナビクルの一括査定に依頼したら話し中の時の電話がエグいのよ笑 pic.twitter.com/YQsZ19uHIB
— 特うな(39歳会社員男性) (@tokuuna) January 4, 2023
私も経験しましたが、査定依頼した直後から夜中まで…
こちらの都合を完全無視しているかのように電話が鳴り続けました。
(電話を無視すればするほど着信が多くなります…)
この事実を知らずに一括査定に依頼した人は、「電話の嵐」だけでも嫌気がさしてしまうかもしれませんね。
これが、車一括査定最大のデメリットです。
では、なんでしつこい電話がかかてくるのか?
理由は「一括査定サイトの構造」にあります。
一括査定サイトに申し込むと、申込者の情報はサイト運営会社に送られます。
その後、サイト運営会社は申込者の情報を買取業者に販売。
買取業者から申込者に対し「査定のアポ電話(しつこい電話営業)」が入り実際に査定をしていくことになるんですね。
つまり…
買取業者からすると、サイト運営会社から顧客情報を買うことで査定に参加しているので、その費用を無駄にしないために「われ先に」と電話をかけてくるわけです。
これが「買取業者からのしつこい電話営業」の正体ですね。
そこで対策ですが…
結論は以下の2点。
- 対処法①:「電話はかかってくるもの」と覚悟しておく
- 対処法②:【MOTA車買取】【ユーカーパック】を利用する
解説しますね。
対処法①:「電話はかかってくるもの」と覚悟しておく
こんなことを言ってしまうと元も子もないのですが…
「買取業者からの営業電話」対処法①は、「電話はかかってくるもの」と覚悟しておくということ。
「知らない」「かかってこないかも…と期待している」から困るのであって、「かかってくるもの」と思っていれば、そこまでびっくりすることはありません。
一括査定最大のメリットは「高額査定」が期待できること。
そして、「高額査定」を実現させるためには、買取業者同士を競わせる必要があります。
実際、一括査定サイトは査定依頼情報を「あえて」複数の買取業者に提供することで買取業者同士が競い合うようにしているんですね。
つまり、何が言いたいかというと…
高額査定を期待し一括査定サイトを利用する以上、「買取業者からのしつこい電話は発生してしまう」ということです。
確かに、ネット上を見渡せば「〇〇すればしつこい電話は避けられる」的な情報がゴロゴロ転がっています。
でも、それを信じた人が一括査定に申し込み「こんなはずじゃなかった…」と落胆しているのが現実です。
一括査定
— Tsubakℹ︎ (@tsu_2295) July 10, 2021
メール希望とした結果 pic.twitter.com/S5SaODHmSx
そういえばやったことないから車の一括査定出してみたんだけど、備考欄にメールで連絡してください。って書いてあるのにガンガンコールしてくるし本当に常識ない
— べりぃ (@Berry_V8EK) March 7, 2022
メールアポ無しの営業に電話で人格否定するだけの作業だろコレ
文字も読めない奴が大金取引してると思うと鳥肌立ちますね。きもい pic.twitter.com/n4cHsHAdCb
こうならないためにも…
高額査定を目的として一括査定サイトを利用する際は「買取業者からの電話営業は発生するもの」と覚悟しておきましょう。
ネット上の「怪しい情報」に期待すると後悔するだけです。
「知らない」とびっくりしますが、知っていれば割と対処できます。
実際、電話してくるのは数社なので、「仕事が休みの日に申し込む」といったように工夫すれば、電話は数時間で対処できることが多いですよ。
対処法②:【MOTA車買取】【ユーカーパック】を利用する
「買取業者からの営業電話」対処法②は、【MOTA車買取】【ユーカーパック】を利用するということ。
「いやいや!もう買取業者からの電話自体が嫌なの!」っていう人は、買取業者からの電話営業が発生しにくいサイトを選ぶようにしましょう。
その代表格2社が【MOTA車買取】と【ユーカーパック】
両サイトに共通するのは、一括査定のシステムとして「オークション制」を採用しているということ。
詳しくは以下の記事で説明しているので、ここでは簡単に解説しますね。
【MOTA車買取】では、査定申し込みのあった「車の情報」をもとに買取業者間でオークション(競り)が開催されます。
そして、オークションを勝ち抜いた上位3社にのみ申込者の情報が提供され、現車確認を含めた再査定を実施。
最終的な「査定額NO1」を競うことになります。
なので、買取業者からの連絡は「最大3社」からしか発生しません。
「面倒な電話営業はイヤだけど、査定額にもこだわりたい」という人には【MOTA車買取】がおすすめですね。
★MOTA車買取HP★
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】
次に【ユーカーパック】ですが、このサイトは「完全オークション制」を採用している珍しい一括査定サイトです。
ユーカーパックでは、申込みがあるとユーカーパック提携の査定員が査定を行い、その査定情報をもとに買取業者間でオークションを行います。
あとは、その査定額を確認して「売るか売らないか?」を決めるだけ。
つまり、申込者と買取業者の間にユーカーパックが仲介役として存在するので、そもそ「しつこい電話営業」が発生しようがないというわけです。
買取業者は申込者の個人情報を知らないので、連絡したくてもできないんですね。
買取業者としては「直接申込者と交渉できない」「直接車を査定できない」ということもあり、査定額の提示に積極的になれないこともあります。
(査定額が伸びない可能性)
でも、「しつこい電話営業が発生しない」というメリットを優先する人にとっては非常に有益なサイトだと思いますね。
★ユーカーパックHP★
一括査定サイトで大変な思いをした方に!ユーカーパックなら電話も査定も1社のみ。最大8000店が金額提示!
たまに…
カーセンサーのような王道の一括査定サイトでも「メール希望で依頼すれば電話はなくなるよ!」っていう書き込みを見かけますが、あれ嘘なので気を付けましょう。
おはようございます😃
— チョロQあると (@ChoroQ_alto) March 26, 2023
月曜ですね、1週間また頑張りましょう😆
そうそう、もし電話が苦手な人で車を売りたい人は一括査定はしてはいけないですぜ🙅♀️
メールのみにチェックいれても何社も電話攻撃してくるし、しつこい😏
通勤中も2件きた😓
デメリット②:査定員がなかなか帰らない(しつこい)
車一括査定のデメリットその②は、「査定員がなかなか帰らない(しつこい)」ということ。
私も昔、
3時間以上ネバられたことがありましたね…
これは本当にびっくりしますが…
「じゃ検討してまた連絡します」って言っても、あれやこれやと話しをつないで「これでもか?」ってくらいネバってきます。
それもそのはず。
彼ら(査定員)の給料は合歩合制であることが多く、契約をとらないと給料がでない可能性があるからですね。
まぁ、出ないは言い過ぎとしても、成果を出さなければ満足な額は期待できないと。
「ここで帰ってしまったら、次に来る業者に客をとられてしまう…」
そう思ったら、必死に食い下がってくるのもわかる気がしますね。
私の経験談ですが…
「これ決めて帰らないと給料出ないんです!家族もいるし…助けてください!」っとか言われて困惑したこともあります(;^_^A
こんなやり取りをしているうちに、あなたも面倒になってきて…
「まぁ一生懸命だし、かわいそうだし。どこも大して査定額変わらないだろうし、ここに決めちゃうか。」
といった感じで売ってしまうと。
他の業者さんなら、あと〇万円高く売れてたはずなのに…
こうならないためにも、「帰らない査定員対策」を練っておきましょう。
対処法:「即決はしない」「一番高いところに売る」と伝える
なかなか帰らない査定員への対処法は、「この一言」を言い放つこと。
それが…
「即決はしません」
「一番高いところに売ります」
単純明快(たんじゅんめいかい)。
もうこれでOKです。
「あなたが一生懸命で困っていて、この提示額も高くてお得だという主張はわかりました。ですが、私は他社さんの査定も受けて一番高いところに売ると決めています」
このメッセージを「はっきり」と伝えましょう。
昔と違って、今は「しつこい営業活動」に対する取り締まりも厳しいので、はっきり伝えればだいたいの査定員さんは理解してくれます。
たまに、いろんな資料を出して「うちが一番だから今決めて!」と主張してくる査定員もいますが、その方の言うことが本当なら、他社の査定を受けてから決めても問題ないはずですよね?
ただ注意点…というか配慮した方がいいこともあります。
それは、「査定員(買取業者)の都合も理解する」ということ。
査定員の仕事は「車を買い取ること」ではなく「車を安く買い取ること」です。
安く買い取った方が利益が上がりやすく、査定員も会社に評価されるわけですから。
そう考えると、「他社の査定があとに控えている」状況で、いきなり積極的な査定額を提示することは難しいんですね。
自分が「100万円!」って提示したあとに、次の業者が「100万1000円」っていったら負けちゃうでしょ?
なので、そういった査定員の都合にも配慮し次のように伝えてあげるといいと思います。
- 他社さんには査定額をバラしませんよ。
- 査定額が高かった業者さんには再度連絡しますので、その時にもう一回査定額を検討してください。
①であれば「査定額をバラされないなら、変なかけひきはやめてMAX額を提示してみようかな」と思ってくれるかもしれません。
②であれば「もう一回連絡もらうために、ある程度高めの査定額を提示しよう」と頑張ってくれるかもしれません。
どちらにせよ、査定員の都合に配慮することで、査定員は査定額の提示がしやすくなるし、「即決」を得るため変にネバる理由もなくなります。
車の買取は「買取業者がいてこそ成り立つ」ということを意識すると、いろんなことがスムーズに進みますよ。
多分いないと思いますが…
ここまでしても帰ってくれないのであれば、あなたが自宅に帰りましょう。
一括査定は自宅近く(駐車場)で行うもの。
こまったら自分の居城(自宅)に帰ってしまえばOKです。
ここまで気をつかって、それでも帰らない業者は「悪徳」です。トラブルのもとになるので相手にしない方がいいでしょうね。
(いまどき、めったにいないと思いますが…)
デメリット③:何回も査定を受けるので時間がかかる
車一括査定のデメリットその③は、「何回も査定を受けるので時間がかかる」ということ。
買取業者の数だけ、査定を受けることになります。
車一括査定は、依頼こそ一括で出来るものの査定は各社別々が基本です。
例えば、査定依頼をして仮に買取業者10社が査定に参加したとします。
そうなると、申込者(あなた)は10社から電話を受け査定の時間を打ち合わせる必要があるわけです。
そして査定を受けるとなると…
1社あたりの査定時間を約30分、商談時間も30分とすれば1社につき1時間必要。
10社来てもらって査定の間隔を30分とすると…
14時間半かかる計算。
こりゃ、どう頑張っても3日はかかりますね。
「住んでいる場所」や「査定依頼する車」によって差はあるものの、買取専門店やディーラーへの持ち込み査定に比べると、どうしても時間がかかってしまいます。
換金(売却)まで時間がかかる…
「価格はともかく早く売却してしまいたい」と考える人にとっては、デメリットと感じる点かもしれませんね。
では、「少しでも早く売りたい」という人はどうすればいいのか?
結論…
「査定の環境をととのえる」
これですね。
「そんなこと?」と思うかもしれませんが、査定時間を短縮し査定員との人間関係を改善、商談をスムーズに進めることができる一石三鳥の方法です。
対処法:車の査定時間を短縮したければ、査定環境を整える
査定時間を短縮したければ、査定の環境を整えることです。
理由は、単純に「環境のいいところの方が査定がしやすい」から。
私も日常業務で買取査定をしますが、「雨の日」なんかに「その日指定」で依頼をされると正直なえます(やる気低下)。
車の傷は見えにくいし…
しゃがむたびにズボンはびちゃびちゃになるし…
車を汚さないよう、いつも以上に気を付けないといけないし…
結果、査定にも時間がかかってしまうと…
しかも、環境が悪いと査定内容にも自信が持てず査定額も弱気になってしまいます。
なにひとつ良いことがありませんよね?
っということで…
こんな事態を避けるためにも、査定を依頼する際は「晴れの日(orくもり)」、しかもできれば「日が明るい時間帯」を選びましょう。
「雨の日」に査定を依頼する場合は、できれば「屋根のある場所」を確保するといいですね。
以上より…
時間短縮に加え査定額UPを目指すのであれば、「査定の環境を整える」ことが効果的です。
ちょっとした配慮をするだけで、査定がはかどるだけでなく査定員からも感謝され商談もスムーズに進みますよ。
一括査定サイトの王様カーセンサーでは「買取業者を選べる機能」があります。
「ちょっと数が多いなぁ」と思った際は使ってみるのも手ですね。
デメリット④:買取業者が談合する場合がある
「車一括査定は、何回も査定を受けるので売るまでに時間がかかる」
こういう話しをすると必ずと言っていいほど出てくる意見がこれ…
じゃ、査定会社に一度に集まってもらえばいいんじゃない?(同時査定)
時間節約になるし、買取業者間で競争意識が高まって査定額が吊り上がるかも!
っていう人がいますが…
全然甘いです。
以前は有効な方法でした。
でも、最近では逆に損をするケースも出てきているので、あまりおススメしません。
っというのも…
確かに、一度に集まってもらうことで時間短縮にはなります。
でも、買取業者はエリアで担当が決まっていることが多く、他社といえ査定員同士「顔なじみ」であることが多いんですね。
なので、「今回はうちにゆずってよ…」といった感じで裏で握る(談合)こともしばしば。
そうなると、当然査定額は吊り上がらず申込者(あなた)が損することになります。
買取業者が談合した時の結束力と演技力は大したものです。
褒められたことではありませんが…
対処法①:同時査定はしない
車一括査定で起こる買取業者間の「談合」防止策①は、そもそも同時査定はしないということ。
買取業者を同時に呼ぶから談合が起こるのであって、呼ばなければ起こる可能性はグッと下がります。
もう一つ付け加えるのであれば、同時査定をしなかったとしても、別の買取業者の査定額を伝えるときは「社名」はもらさないことが重要です。
例えば…
A社から100万円の査定額を得たとします。
次にB社の査定を受けるのですが、その際に「A社は100万円だったよ!」と伝えるとA社とB社が談合する可能性が発生します。
本来はB社は105万円提示ができるはずだったのに、「今回はA社の番!」とばかりに、「90万円がいっぱいですね!」とA社に譲るような査定額を提示。
結果、申込者は5万円をドブに捨てることになると…
なので、談合を防止したいのであれば「同時査定」はしないようにしましょう。
さらに、他社の査定額を伝える場合は「買取業者の社名」はもらさないようにしましょうね。
対処法②:同時査定をするなら、全く別で買取店の査定員に来てもらう
車一括査定で起こる買取業者間の「談合」防止策②は、同時査定をするなら、全く別で買取店の査定員に来てもらうということ。
同時査定をしたとしても、談合に加わっていない別会社が加わることで、談合が成り立たなくなる場合があります。
例えば、A・B・Cの3社が同時査定に参加したとします。
この3社は既に談合していてA社が勝つ予定。
この場合、B・Cは弱気査定額を提示。
A社がB・C社のちょっと高めの査定額で勝ち残るストーリーです。
ここに、一括査定とは全く関係のない第三者「D社」が現れたらどうなるか?
D社は談合なんて知らないので、マイペースで価格提示をします。
結果、A社はそれ以上に価格を提示しないと買い取れないので「談合は次回にお預け」ということになり、ABCD社で競争することになると…
このように、
同時査定をする場合は、同時査定に参加していない別の買取店を呼ぶといいですね。
グーグル検索なんかで、出張買取をしてくれる買取店に連絡すれば、喜んで査定に来てくれるでしょう。
この「同時査定のリスク」に関しては、以下の記事で説明しているので気になる人はご覧ください。
デメリット⑤:住む場所によっては買取業者がいない
車一括査定のデメリットその④は、住む場所によっては買取業者がいないってこと。
「しつこい電話営業」で有名な一括査定も、住む場所によっては無風(全然電話がかかってこない)こともあります。
電話が少ないのは嬉しい反面、高額査定に必須の「あい見積もり」がとれないので査定額に大きな影響が出てしまいます…
車の一括査定したら2社しか電話無かった
— ていていた (@teiteita) February 15, 2018
クソ田舎すぎる
508乗りたい欲がもう我慢出来ず、308を一括査定に申し込んでしまった。だか電話かかって来たの2社だけ。しかも大手買取店からは連絡無し。田舎でフランス車なんてこんなもんか。
— たいがとしろう、時々まいける (@667perimil) April 2, 2023
「一括査定と言えばしつこい電話」とさえ言われるのに、場所によっては買取業者から全然電話がかかってこない…
理由は…
そもそも近くに買取業者がいないから
一括査定サイトには全国各地の買取業者が参加していていますが、買取業者が査定に行くのは「査定に行ける範囲の案件」です。
例えば…
極端な話し、同じ県でも離島とかだったら簡単にはいけませんよね?
「例:査定依頼者:屋久島→買取業者:鹿児島市」
なので、もし申込者(あなた)が住んでいる場所の近くに買取業者がいなければ、一括査定に申し込んでも「誰も査定にきてくれない」ということが起こりえるんですね。
こういった条件に当てはまってしまう場合、あなたはどうすればいいか?
結論…
ユーカーパックを活用する
これで解決です。
★ユーカーパックHP★
一括査定サイトで大変な思いをした方に!ユーカーパックなら電話も査定も1社のみ。最大8000店が金額提示!
対処法:ユーカーパックに依頼して全国の買取業者に査定してもらう
もし、あなたが以下に該当した場合は【ユーカーパック】をおすすめします。
【ユーカーパックの利用を検討した方がいい人】
- 都心部から離れた場所に住んでいる
- 近くに大手車屋さんを見かけない
- 一括査定サイトに申し込んだけど、買取業者からの連絡が3社以下
理由は…
ユーカーパックは「全国の買取業者から査定額提示を受けられる」から。
ユーカーパックでは、査定(車の状態確認)をユーカーパックの査定員が行うので、買取業者は現地に行く必要がありません。
つまり、
買取業者としては「申込者がどこに住んでいるかは余り関係ない」ということですね。
なので、もし「ご近所で車屋さんを見かけない」「うちって結構田舎かも…」という人はユーカーパックを利用してみてください。
一括査定最大のデメリットである「しつこい電話」を回避しつつ、全国の買取業者から一括査定を受けることができますよ。
★ユーカーパック★
一括査定サイトで大変な思いをした方に!ユーカーパックなら電話も査定も1社のみ。最大8000店が金額提示!
ユーカーパックでも査定額が付かないということもあります。
原因は「車が古すぎる」「走行距離が伸びている」「状態が悪い」といったことが多いですね。
そういった場合は近くの中古車屋や買取店などに持ち込んで査定してもらうといいでしょう。
車一括査定のメリット
ここまで「車一括査定のデメリットと対処法」についてお話ししてきました。
読み進めているうちに「なんだか自分にもできそう!」って気がしてきたんじゃないでしょうか?
この勢いに乗って「いざ申し込み!」というのも一つですが、一括査定を最大限有効活用すために「一括査定のメリット」についても簡単におさらいしておきましょう。
メリットは知っているからこそ活かせますからね。
一括査定のメリット。
結論は以下の通りです。
- メリット①:高額査定がつきやすい
- メリット②:時間が節約できる(高額査定を狙うなら)
- メリット③:自宅の近くで査定が受けられる(出張査定)
- メリット④:「査定額が高い買取店はどこか?」を考える必要がない
メリット①:高額査定がつきやすい
一括査定のメリットその①は、高額査定がつきやすいということ。
理由は…
高額査定に必須ともいえる「あい見積もり」が簡単に集められるからですね。
高額査定に必要なのは、なんといっても「あい見積もり」です。
「あい見積もり」があるからこそ「一番高い」買取業者さんを選ぶことができますし、「あい見積もり」があるからこそ、買取業者間で競いあってくれます。
この「あい見積もり」を簡単に集められるのが一括査定なんですね。
では、なぜ「あい見積もり」があると高額査定につながりやすいのか?
理由は、
「あい見積もり」を買取業者と共有することで、買取業者同士で競争がうまれるから。
例えば…
あなは買取業者A社に「持ち込み査定」を依頼しました。
他の買取業者に持っていくのは面倒なので、A社で出来るだけ高く買ってもらえるよう交渉したとします。
つまり、「あい見積もりなし」の状態ですね。
この状況で、A社が提示可能な最高額を出してくれるかというと?
答えは「NO」
断固「NO」です。
「A社で売るしかない」ということは「他社に買い取られる心配がない」ということです。
A社からしてみたら、他社と比較され買い取られるリスクがないので、査定額を上げる必要がありません。
いわば「いい値」で買い取れる状況なので、交渉にはのってくれないんですね。
それに比べ、一括査定では一度に複数社の「あい見積もり」をとることが可能です。
買取業者もあなたが「あい見積もり」をとっていることは知っているので、他社に負けないようそれなりの査定額提示せざるを得なくなるんですね。
さらに、「今のところ最高額は〇〇万円ですよ」と伝えることで競争が激化。
査定額はさらに上がっていくことになります。
「高額査定がつきやすい」という一括査定のメリットを最大限活かしているのがカーセンサー。
超有名大手企業リクルートが運営する一括査定サイトで、提携買取業者数も他サイトに比べ断トツ。「あい見積もり」を効率的に集めることができる一括査定サイトです。
「とにかく高額査定を目指したい!」という人におススメですよ。
★カーセンサー★
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メリット②:手間・時間が節約できる(高額査定を狙うなら)
一括査定のメリットその②は、手間・時間が節約できるということ。
「高額査定を狙うなら」という条件で言えば、一括査定は時間・手間を節約できる査定方法と言えます。
理由は、高額査定に必須と言える「あい見積もり」が効率的に集められる方法だからですね。
車を売却するには、わりと手間や時間がかかります。
【車を売るために必要な手順】
- 査定の予約を入れる
- 車を持っていく
- 査定してもらう
- 商談する
- 契約・入金
特に、①と②の「予約を入れて買取り店舗へもっていく」という作業は非常に面倒で時間もかかかるんですね。
例えば、買取り店舗へ持ち込む場合、予約がとりづらく自分にとって都合のいい時間帯を指定できないことがあります。
店舗では、買取り業務以外にも「来店客への対応」や「その他店舗業務(販売等)」も行っているので「買取業務を最優先に…」というわけにはいかないからです。
特に「中古車屋販売をしているお店」なんかはこの傾向があります。
また車を持ち込むにしても、場所によっては数十分から1時間程度かかることもあり、「あい見積もりをとる」となれば、手間も必要な時間も倍増していくことになります。
その点、一括査定は「申し込みは1回」で「持っていく必要なし」。
申し込み後にかかってくる電話(買取業者)で「査定の予約」をする必要はありますが、基本こちらの要望通りに来てくれます。
一括査定に参加している買取業者は「一括査定専用部隊」があることが多く、フットワークが軽いです。また「少しでも早く査定をする」ことが成約率をあげると考えているので、お客さんの要望を優先してくれます。
さらに、一括査定は基本「出張査定」なので、車を買取店舗に持っていく手間も時間も必要ありません。
これが一括査定二つ目のメリットですね。
メリット③:自宅の近くで査定が受けられる(出張査定)
一括査定のメリットその③は、自宅の近くで査定が受けられるということ。
先ほども触れた通り、一括査定は基本「出張査定」です。
いちいち買取店へ持ち込む必要はありませんし、自宅前・駐車場・近くの空き地、どこでも査定可能なので楽ちんです。
経験がある人はわかると思いますが、持ち込み査定は「精神的に疲れる」ものです。
なにせ、持ち込む先は相手側のお店。
あなたからすると「完全アウェー」の敵地に行くわけですから。
私も昔経験しましたが…
お店の敷地内に入るのも緊張するし、査定額に納得いかず帰ろうとしたら執拗に引き止められました。あれは結構苦痛でしたね。
その点、一括査定ではこちらが指定する査定場所まで出張してくれるのでアウェー感はありません。
一括査定でも「即決契約」を狙ってなかなか帰ってくれない買取業者はいますが、もし本当に困るようなことがあれば「自分が家に帰る」ことも出来ます。
このように…
「ホームコート(自宅近く)で査定が受けられる」というのは一括査定のメリットと言えます。
「高額査定を狙って複数社の査定を受ける」のであればなおさらですね。
メリット④:「査定額が高い買取店はどこか?」を考える必要がない
一括査定のメリットその④は、「査定額が高い買取店はどこか?」を考える必要がないということ。
ネット上にある「買取会社ランキング」はあてにならないし…
だからと言って手当たり次第に車を持ち込んで査定を受けていたら、いくら時間があっても足りませんからね。
車を高く売るためには、「高く買ってくれる買取業者」を選ぶ必要があります。
でも、車の買取というのは奥が深くて…
- ネット上にある買取会社ランキング上位だから査定額も高い
- 買い取り実績が多いから査定額も高い
- 大手企業だから査定額も高い
- 評判がいいから査定額も高い
っとは限らないんですね。
評判がいい会社でも店舗によって買取額は違います。
また、買取業者にも「得意な車」「不得意な車」があるので、他の人の査定額が高かったからと言って自分も高くなるとは限らないんですね。
このように、一括査定を利用せずに高額査定を実現するには、買取業者の特性をみきわめたうえで適切に売却先を選ぶ必要があります。
でも正直なはなし…
プロでもない限り「最適な買取業者を選ぶ」ことは無理です。
その点、一括査定では「買取業者の選定」は必要ありません。
なぜなら「複数の査定を受けて一番高い所を選べばいいだけ」だから。
高額査定を提示してくれたところは「得意な車」だったのかもしれませんし、査定額が低かったところは「苦手な車」だったのかもしれません。
たまたまその車を欲しがっているお客さんを持っていて、「何としても買い取りたい」と思っていたのかもしれません。
うちの中古車屋でも、このケースはよくあります。
お客様からオーダーいただいている車が見つかったときは、査定額もかなり頑張って提示しますね。
理由はなんにせよ…
「一番査定額が高そうな買取業者を選びだす」より「一番査定額が高かった買取業者を選ぶ」方が圧倒的に楽で確実。
そういう意味でも、「査定額が高い買取店はどこか?」を考える必要がないということは一括査定のメリットと言えるでしょう。
一括査定がおススメできるのは「車を高く売りたい人」
一括査定のメリット・デメリットを紹介したところで、「一括査定がおススメできる人はどんな人か?」についてお話ししておきたいと思います。
結論を先に行ってしまうと…
「多少の苦労や手間はかかってもいいから車を高く売りたい人」
これですね。
つまり、先ほど紹介したような一括査定で生じるデメリットよりも「高く売れる」というメリットを重視する人です。
逆に、「買取業者と交渉するのはイヤ」「早く売ってしまいたい」「とりあえずいくらで売れるのか知りたい」といった人に一括査定はおすすめできません。
- 交渉したくないのに買取業者から連絡がくる…
- 早く売りたいのに複数社の査定を受けないといけない…
- 査定相場が知りたいだけだったのに執拗に即決を求めてくる…
こんな事態におちいってストレスがたまるだけですから。
こういった方には「ディーラーや買取店舗への持ち込み査定」をおススメします。その場で査定額がわかり「売るか売らないか?」を決めればおしまいですからね。
【目的別】おススメの車一括査定サイト
ここまで「一括査定は高く売れるかわりに苦労するもの」といった解説をしてきましたが…
実は一括査定サイトにも色んな種類があり、自分の性格や目的にあったサイトを選べば苦労は激減します。
サイトによっては「しつこい電話がない」「手間が少ない」といった特徴を持つものもあるのでので、「面倒はイヤだけど高く売れるにこしたことはない」と思う人は、ぜひ検討してみてください。
簡単にまとめると以下の通りです。
- タイプ①:とにかく高く売りたい
【おススメサイト】カーセンサー
最大30社から査定額提示。高く売りたいならカーセンサー - タイプ②:高く売りたいけど「しつこい電話」は極力避けたい
【おススメサイト】MOTA車買取
しつこい営業電話なし!“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】 - タイプ③:ある程度高く売りたいけど「しつこい電話」は絶対嫌
【おススメサイト】ユーカーパック - 一括査定サイトで大変な思いをした方に!ユーカーパックなら電話も査定も1社のみ。最大8000店が金額提示!
「とにかく高く売りたい」人はカーセンサー。
「とにかく面倒はイヤ!」な人はユーカーパック。
中間がMOTA車買取といった感じですね。
他にも一括査定サイトはたくさんありますが、正直な話しどれも似たり寄ったり。
なので、この3サイトをおさえておけば十分だと思います。
【カーセンサー】【MOTA車買取】【ユーカーパック】の特徴については、以下の記事で詳しく解説しているので興味のある人は参考にしてみてくださいね。
【Q&A】車一括査定に関するよくある質問と回答
最後に、車一括査定でよくある質問と回答を紹介しておきますね。
私が車屋を10年以上してきたなかで何度も聞かれたものばかりなので、参考になると思いますよ。
質問①:「車一括査定は危険」という口コミが気になります…
回答:対処法を知っていれば怖くない
「高く売れる」というメリットに興味をもって一括査定を検討するものの、いろいろ調べてみると「一括査定は危険だからやめたほうがいい」的な情報を目にすることに…
そういわれる理由の代表格が以下の二つ。
- 大量の電話
- しつこい営業
一括査定サイトに申し込むと、だいたいの場合は「大量の電話」がかかってきますし「しつこい営業」も受けることになります。
でも、それは買取業者が「あなたの車を買い取りたい」と思っているからであって、言い換えれば「高額査定」につながる可能性が高いということでもあります。
なので、「高く売りたい」なら一括査定。
面倒を排除したいなら「下取り」や「持ち込み査定」を利用した方が無難ということになります。
ただ…
一括査定も進化していて、「面倒はイヤ」って人向けの一括査定も存在します。
それが先ほども紹介した【MOTA車買取】と【ユーカーパック】ですね。
【MOTA車買取】や【ユーカーパック】は「面倒はイヤだけど査定額にもこだわりたい」というワガママさんのために立ち上がった一括査定サイトなので、気にある人はチェックしておくといいでしょう。
あと、「一括査定が危険」と言われる理由として「法外なキャンセル料」や「契約後の減額」なんかがあげられますが、これらは対処法を知っていれば避けることができます。
査定を受ける時は「車の状態について嘘をつかない」といったことや、「契約書にサインする前に減額に関する記載を確認しておく」といったことですね。
これは一括査定に限った話ではなく、通常の持ち込み査定でも起こり得る事なので対処法をしっかり確認しておきましょう。
また、可能性は少ないとはいえ実際に起こってしまった場合はJPUCなどの専門機関に相談することも大切です。
車買取業界を健全化しようとしている団体なので、親身に話しを聞いてくれますよ。
詳しくは以下の記事でも解説しているので参考にしてみてください。
質問②:提示された査定額が妥当なのかどうかわかりません。
回答:複数社から「あい見積もり」をとって一番高いところに売りましょう。
回答になっていないようにも思いますが…
要するに、「プロでない限り正しい買取相場はわからないので、あい見積もりを取って高値がついたところを相場と考えましょう」ってこと。
買取業者は基本「相場以下」で買い取ろうとします。でも「あい見積もり」をとることで買取業者同士が競争しあい、徐々に相場に近づいていくんですね。
結果、買い取れるのは「相場相応」か「相場以上」ってことが多いです。
注意点は、「買取業者は本当の買取相場を教えてくれない」ということ。
買取業者もビジネスなので、当然できるだけ安く買い取りたいと考えています。
なかには資料を出してそれっぽいことを言う業者もいますが、資料なんてものはどうにでもなるので正直参考にならないと考えていいです。
例えば…
「これが買取相場ですよ」と買取相場のもととなるオークションデータを買取業者が提示してきたとします。
でも、オークションに出品される車は大量にありますし、同じ車種・年式だからと言って同じ価格がつくわけではありません。
車は年式・走行だけでなく、色・状態・装備・時期など、あらゆる要素で決まります。また、相場というのは「あくまで平均」であって、あなたの車の価値を示すものではないんですね。
状態の悪い車の買取実績をもってきて「これがあなたの車の買取相場です!」って言うこともできますし、実際にそういう業者もいます。
なので、自分の車の正しい価値を知りたいのであれば、複数社の査定を受け「あい見積もり」を取って競いあってもらうのが一番確実です。
できれば5社。最低でも3社の「あい見積もり」が欲しいですね。
そうすれば、買取業者に直接質問するよりよっぽど正確な「買取相場」がわかりますよ。
ちなみに…
一括査定サイト上の【過去実績】は、集客のために高いものだけを掲載しているので真に受けないようにしましょう。
質問③:個人情報を伝えないと一括査定はできませんか?
回答:残念ながら「個人情報なし」で一括査定を受けることは難しいです…
なぜなら、車に限らず中古品の売買には「現物確認が必須」だからですね。
例えば…
見知らぬ人がルイヴィトンのバッグを50万円で売ってくれるとします。
お店で買えば60万円する品物。
あなたは二つ返事で買いますか?
いやいや…
一回見せて?
ってなるでしょ?
で、現物を確認するには相手のところに行かないといけない。
つまり、住所や名前といった個人情報が必要になるというわけです。
これは車の売買も同じなんですね。
車の買取というのは、「見知らぬだれかの車」を買取業者が買い取るということ。
その見知らぬ誰かが「きれいだよ」「傷なんてないよ」って言っても、はっきり言って信用できません。
その人が嘘を言っているかもしれないし、「きれいの基準」が自分とは違うかもしれません。
毎日掃除しないと気が済まない人がいるかと思えば、1週間に1回で十分キレイと感じる人もいます。私は後者ですが…
なので…
買い取る以上は、現物を確認(査定)するために車がある場所(持ち主の住所)を知る必要があります。
つまり、個人情報の提示はどうしても必要になるんですね。
でも、
「個人情報を提示することで生じるリスク」は工夫次第で回避可能です。
どういうことかというと?
「個人情報をだしたくない」という人に理由を聞いてみると、答えはだいたい同じです。
それが…
「営業電話がかかってくるのがイヤ」
ってもの。
一括査定サイトで個人情報を入力すると、その情報が買取業者に伝わり大量の電話営業が発生します。
通称「鬼電(おにでん)」と言いますが、これこそが一括査定が嫌われる理由(リスク)NO1であり「個人情報はもらしたくない」という理由でもあります。
でもこれ…
考えようによっては「鬼電さえなくなれば個人情報もOK」ってことですよね?
「鬼電がどうにかなるなら個人情報の入力もOK」ということであれば対策は簡単です。
その方法とは、「ユーカーパックで一括査定を受ける」ということ。
★ユーカーパックHP★
一括査定サイトで大変な思いをした方に!ユーカーパックなら電話も査定も1社のみ。最大8000店が金額提示!
ユーカーパックは「オークション制」を採用しており、査定も電話もユーカーパック1社からのみ。
買取業者とのやり取りも、全てユーカーパックが仲介するので、一括査定特有の「買取業者からの電話営業」が発生しません。
しかも、全国の買取業者がオークションに参加してくれるので、セリ効果が働いて査定額も上がりやすいシステムになっています。
まさに、「個人情報の提示がイヤ」「業者からの連絡がイヤ」という人にはぴったりの一括査定サイトと言えますね。
このように…
車を売る以上「個人情報の提示をしない」ということは出来ませんが、「個人情報を提示することで生じるリスク」はサイト選びをすることによって、ほぼ解消できます。
なので、「個人情報はだしたくない…」と思ったときは「その理由は何なのか?」を確認するようにしましょう。
その理由が「鬼電」であればユーカーパックを選べばOK。
ユーカーパックから打ち合わせ程度の連絡が入るだけで、買取業者から営業電話がかかってくることは、まずありませんのでご安心ください。
まとめ
さて今回は、車一括査定に関する口コミ・評判を確認しつつ「車一括査定のデメリットと対処法」についてお話ししてきました。
おさらいすると、以下の通りです。
- デメリット①:買取業者から大量の電話がかかってくる
→対処法:「電話はかかってくるもの」と覚悟しておく
→対処法:MOTA車買取やユーカーパックを利用する - デメリット②:査定員がなかなか帰らない(しつこい)
→対処法:「即決はしない」「一番高いところに売る」と伝える - デメリット③:何回も査定を受けるので時間がかかる
→対処法:査定環境を整える(同時査定はNG) - デメリット④:買取業者が談合する場合がある
→対処法:そこそも同時査定をしない
→対処法:同時査定をするなら、全く別で買取店の査定員に来てもらう - デメリット⑤:住む場所によっては買取業者がいない
→対処法:ユーカーパックで全国の買取業者に査定してもらう
車一括査定は「車が高く売れる」という最強のメリットがある一方で、「しつこい電話」といったデメリットも存在します。
つまり…
「ノーペイン・ノーゲイン」
メリットの裏には必ずデメリットが存在するということですね。
とはいえ、今回解説したデメリットは対処法を実行すれば乗り超えられるものばかりです。
なので、今回の記事をご参考いただき、デメリットを解消。
車一括査定で「高額査定」をゲットしてください。
どれも簡単で誰にでもできることなので、是非お試しください。
それでは、今回はこの辺で。
最後までありがとうございました。