カモネギ店長です。
今回は、「車一括査定で成功するための心得」についてお話ししたいと思います。
このマインド無くして車一括査定で「満足のいく取引」は、まずできません。
しかも、下手すると逆に買取業者に「カモ」られる可能性すらあるので、「愛車の売却で失敗したくない…」っという人は、ぜひ最後までお付き合いくだい。
「車の一括査定」は愛車を少しでも高く売りたいのであれば「最適解の一つ」と言えます。
それは、「愛車を高く売る」のに必要な、「合い見積もり」を「簡単」に「効率よく」とれるから。
が…
そうできるのも、「一括査定で成功するための心得」があってこそ。
このマインドがない状態では、査定の際に余計ななことをいって査定額を下げてしまったり、根拠のない自信がもとで勉強を怠り査定員に「カモ」られるっといったことにもなりかねません…
そうはなりたくないですよね?
っということで今回は…
「心すら整っていないのに一括査定に申し込み、カモられそうになっているあなた」を救うべく、「車一括査定で成功するための心得」についてお話ししたいと思います。
良い心無くして良い行動なし。
どんなに良い車を持っていても、心が伴わないと良い取引はできません。
多少辛口な部分はありますが、どうぞ最後までお付き合いください。
それでは、さっそく始めていきましょう。
目次
【必見!】車一括査定で成功するための心得「2選」
車一括査定で成功するための心得ですが、結論、以下の二つです。
- 心得①:自分は素人で、相手はプロだと認める
- 心得②:査定会社は「商売」で査定をしている
この二つの心得は本当に大切で、査定交渉をしている時にいつの間にか忘れてしまいがちなマインドでもあります。
でも、これら二つの心得が忘れられていくのと比例して、あなたの愛車の査定価格も低くなること疑いないので、本当に気を付けるようにしましょう。
それでは、一つずつ解説していきます。
車一括査定の心得①:自分は素人、相手はプロ
車一括査定で成功するための心得その①は、「自分は素人、相手はプロ」ということを認めること。
これですね。
言うまでもありませんが、もしあなたの勤め先が「中古車販売店や新車ディーラー」ではない場合、あなたは「車の売却」に関しては「素人」と言えます。
それに対し、相手は年間数百台の買取商談をするようなプロ。
納得のいく買取商談をしたければ、まずこの点を認める必要があります。
っというのも、「自分はこの分野では素人」ということを認められないと、商談の中で余計なことを言ってしまったり、事前の準備(勉強)を怠って、結果的に相手有利の商談をしてしまうからです。
例えば…
「自分は素人」と認められない人に多い失言として、「希望価格を言ってしまう」っというのがあります。
「価格に関しては本当にわからなくて、査定員に質問されたから何となく言ってしまった」っという人もいる一方で、「自分はうまく交渉できるから、となんとなく高めの価格を言う」って人がいます。
前者の場合はしょうがないとして、後者の場合はプライド故に失敗する可能性があるんですね。
「仕事が営業職であれば上手いこと商談できそうじゃないか!」って声も聞こえてきそうですが、問題はそこではありません。
つまり、「その希望価格、本当に高いんですか?」ってこと。
査定額というのは「相場」、主にオークション相場をもとに算定されます。
でも、その相場って車業界にいない人には基本確認できないんですね。
なのに、「なんとなく高め」という根拠のない価格を語り商談にのぞむ。
本当に危険なことなんです。
だってですよ?
あなたが「高め」と思って希望額30万円を提示したとします。
でも、本当の相場が50万円だったらどうか?
当然、査定員が「相場は50万円なんで、30万円と言わず50万円で買わせて頂きます!」なんて言いません。
「ラッキー。30万でいいって言うんだから30万円で買い取ろう」となるのが関の山です。
このように、「自分は素人じゃない」と考えてしまうと、思わぬところでしっぺ返しを食らうことになるので注意するようにしましょう。
また、「自分は車の売却に関しては素人」という自覚があれば、最低限の知識を得ようと勉強しますよね?
例えば…
- 「一括査定の失敗例をググって確認しておこう」
- 「査定の際に最低限必要な知識は取り入れておこう」
- 「注意点を調べておこう」
等々…
武器や防具もなく敵と戦うのか?
それとも、最低限の装備をして戦うのか?
「せめて、銅の剣と鎖かたびらだけでも装備してから戦おう」
こう思えるかどうか?は「車の売却に関して自分は素人」と謙虚になれるか?にかかっています。
なので繰り返しますが、車の査定にのぞむ際は「車の売却に関して自分は素人」という気持ちを持ち、謙虚な行動を心がけましょう。
これが、愛車を少しでも高く売るコツでもあります。
車一括査定の心得②:査定会社は「商売」で査定をしている
車一括査定で成功するための心得その②は、査定会社は「商売」で査定をしているということ。
これも大切なマインドです。
職業柄、お客様から査定体験談を聞くことが多いのですが…
正直、「かなり損」をしている人が多いなぁと感じます。
原因は、「査定員を信じすぎてしまっている」こと。
例えば、あなたが一括査定を依頼して、ABC合計3社から見積もりをとるとします。
A社からの査定額が30万円。
B社からの査定額が35万円だったとします。
A社の査定員はなんだかそっけない感じだったけど、B社の査定員は好青年で話しもあう。
「よし!それならB社で売ろう!」っとばかりにB社と契約・売却してしまうパターン。
え?
C社はどこに行ってしまったの?
C社に査定してもらって、B社以下(同じも含む)ならともかく、査定を受ける前にB社に決めてしまうとは…
C社の方がB社より高値を付けてくれる可能性もあるのに…
これもったいなくないですか?
でも、こういう話をすると、決まって言われるのが…
- でも、B社さんは「相場的にどこの査定額も大差ない」って言ってた!
- 一生懸命上司と価格交渉してくれて、最初より高く価格提示してくれた!
- どうせ売るなら気持ちよく売りたい!
わかります。
気持ちは痛い程わかります。
でも、これらすべて「商売のための技(演技)」です。
①②は買取査定の超王道テクニックとシナリオ。
③は営業マンとして当たり前のスキルにすぎません。
- 「どこも同じ」と言えば他社の査定を避けることができる。
- 「一生懸命な姿」を見せれば「共感」が得られて成約率が高まる。
- 「好感が持てる」トークをすれば、その方が成約率は高い。
こんな「査定員の技(演技)」に引っかかってしまう原因はなんでしょう?
それは、「相手が商売目的で来ている」という自覚が無いから。
これです。
「査定員が商売で来ている」っという意識があれば、査定員の話しに対して「疑い」をもって対処できるはずです。
例えば、「他社さんも査定額は同じ」と言われても、「なんでですか?A社さんはB社さんより低かったですが…」と質問もできるでしょう。
「上司へ査定額UPの交渉をしてくれた」件に関しても、「B社がしてくれたならA社もしてくれるのかな?」と思えたかもしれません。
査定員も「歩合制」な場合が多いので、あらゆる手段を使って「即決」を迫ってきます。
この「プロの技」を見抜くには、「相手も商売」と考え、「疑う」マインド(心得)を持つことが必要になるんですね。
とはいえ、その査定員が本当にいい人で、本当のことを言っている可能性がないとは言いません。
なので、予定通り査定を受け、それでもその査定員の査定額が一番だったなら、「疑ってごめんね」っと一声かけてあげましょう。
本当にいい人なら、「いやいや、その気持ちわかりますよ」って優しくいってくれると思いますよ。
まとめ
さて今回は、「車一括査定で成功するための心得」について、多少辛口でお話ししてきましたが、ご理解いただけたでしょうか?
おさらいすると、こんな感じ。
- 心得①:自分は素人で、相手はプロだと認める
- 心得②:査定会社は「商売」で査定をしている
「自分は素人で相手はプロ」という謙虚な気持ちを持たないと、商談の際に余計なことを言って査定額を下げてしまったり、慢心から準備を怠り、査定員の思い通りに商談を進められる可能性もあります。
また、「相手も商売できている」という気持ちを持っていないと、「疑う」気持ちが薄れ、ついつい査定員の「プロ技」にここをを動かされ、知らないうちに損をしてしまうリスクもあります。
そうならないためにも…
愛車を少しでも高く売るためにも…
今回紹介した二つの「心得」は、ぜひ忘れないようにしてくださいね。
それでは、今回はこの辺で。
最後までありがとうございました。