カモネギ店長です。
今回は、「車一括査定は危険?」と言われる理由と実際のトラブル事例・対策方法を紹介していきたいと思います。
結論を言ってしまうと…
一括査定で起こるトラブルの多くは「かたよった情報」や「知識不足」が原因です。
つまり、「正し知識」があればトラブルの大半を防ぐことができ、さらには一括査定最大のメリットである「高額査定」をGETすることも夢ではないということですね。
ちまたには「一括査定=高額で売れる」だけを強調した情報があふれています。
そのような「かたよった情報」だけをみて「まぁ試しに…」と軽い気持ちで一括査定に申し込み、痛い目にあっている人がたくさんいます。
今回の記事を通して「一括査定に関する正しい知識」を獲得し、トラブルを未然に防ぐと同時に一括査定最大のメリットである「高額査定」をGETしてもらえれば幸いです!
それでは解説していきます!
「先に結論を!」という人は以下を参考にしてみてください。
- 「車一括査定は危険」と言われる理由「4選」
①:査定申し込み直後から大量に電話がかかってくるから
②:査定員の営業がしつこすぎるから
③:法外なキャンセル料を請求される可能性があるから
④:契約後に減額される可能性があるから - 車一括査定で起こる具体的なトラブル事例「3選
①:申し込みから数時間で着信が100件以上…
②:やっぱり別の業者に売ろうと思ったらキャンセル料が10万円
③:え?振り込まれた金額が契約と違う? - 【トラブル対策】ここをおさえれば一括査定は怖くない
【しつこい電話さようなら】自分にあった一括査定サイトを選ぶ
【安心して帰ってね】上位3社には連絡します
【契約は慎重に】キャンセルするなら契約前
【うそは厳禁】査定環境を整えしっかり査定してもらう - 車を売るなら一括査定がおススメな理由
【結論】自分にあった一括査定サイトを選べば高く売れる上にトラブルも回避できる - 一括査定が向いている人
①少し手間がかかってもいいので高く売りたい人
②交渉するのが好きな人
③急いで売る必要がない人
④売る車が人気車種 - 一括査定が向いていない人
①査定額は気にしない人
②1日でも早く売ってしまいたい人
③古い&10万キロ超えの軽自動車を売ろうと思っている人 - Q&A
質問①:「しつこい電話営業」はイヤだけど「高く売りたい」です。どうしたらいいですか?
→自分にあった一括査定サイトを選ぶ
質問②:契約前にキャンセルしたのにキャンセル料を請求されました!どうしたらいいですか?
→消費者センターやJPUCに相談を
質問③:契約後の査定額減額は困ります!どうしたら避けられますか?
→査定しやすい環境づくりと念押しの一言
目次
「車一括査定は危険?」と言われる理由「4選」
なぜ「車一括査定は危険」と言われるのか?
ネット上に広がる「一括査定=高く売れる」という情報のみを信じて査定を申込んだ結果、予想外のトラブルに見舞われる人が多いからですね。
「車一括査定は危険」と言われる理由は以下の通り。
「車一括査定は危険?」と言われる理由「4選」
- 理由①:査定申込み直後から大量に電話がかかってくるから
- 理由②:査定員の営業がしつこすぎるから
- 理由③:法外なキャンセル料を請求される可能性があるから
- 理由④:契約後に減額される可能性があるから
一つずつ解説していきますね。
理由①:査定込み直後から大量に電話がかかってくるから
「車一括査定は危険!」と言われる理由①は、査定申込み直後からはじまる買取業者からの大量の電話です。
一括査定最大のデメリットとも言われる「買取業者からのしつこい電話」。
住んでいる地域や査定依頼する車にもよりますが、予想だにしていない人からすると「悪夢レベル」の電話ラッシュです。
電話が危険?
そう思った人もいるかもしれませんが…
「一括査定は電話が凄いらしい」という認識すらなかった人が一括査定に申し込みをすると、間違いなく面食らうことになるので注意が必要です。
カーセンサーの一括査定はじめて利用したけど
— 【&‘*】ステイレディ(STY_RDY) (@StayReadydayo) September 18, 2023
噂通り確定ボタン押した瞬間から電話凄いね😂
これランクルとかアルヴェル、RXみたいな人気車だったら携帯の電池無くなる位電話くるんじゃね
手加減なしに言うと…
めちゃくそかかってきます
それこそ依頼をした直後から…
仕事中・デート中・食事中、ひどい時は夜中まで電話が鳴り続けます。
私もこの業界(車の販売・買取り)で働く前に「イチお客さん」として経験しましたが、それはもう「お前ら他人の迷惑とか考えんのか!!」ってくらいにひっきりなしに電話が鳴りました。
あまりの連続コールに電源をOFFにしても、電源を付けなおした直後に再コール。
留守電には数十件のメッセージが…
実際…
大量の電話に疲れ果てて安値で愛車を手放す人もいるので、笑い事ではありませんね。
このように…
鳴りやまない大量の電話、通称「鬼電(おにでん)」こそが車一括査定最大のデメリットであり「車一括査定は危険」と言われる1番の理由です。
対策としては「営業電話のかかってこない一括査定サイトを利用する」のが一番効果的。
後ほど詳しく解説しますね。
理由②:査定員の営業がしつこすぎるから
「車一括査定は危険!」と言われる理由②は、査定員の営業がしつこすぎるから。
査定にきた査定員が「今契約(即決)して欲しい」となかなか帰ってくれない状況のことですね。
昨日「中古車一括査定!」てサイトに申し込んだら計30以上の業者から電話かかって来てうんざりなう( ´・ω・)
— DTA (@hexl69_) October 13, 2012
来たら来たでどいつもこいつも帰らないし( ´・ω・)
「査定員がしつこい」というのは「なんとしても買い取りたいから」なので、愛車を高く売るという目的においては決して悪いことではありません。
とはいうものの…
査定額に納得いかず「ちょっと考えます」と即決を断っても、「いくらだったら売ってくれますか?」「この価格は他社には出せませんよ!」となかなか帰ってくれない査定員も存在します。
この状況…
- 人と話すのが苦手
- ちょっと査定額を知りたかった
- 色んな業者さんの査定も受けてみたい
- 忙しい
こんな人にとっては本当に辛い状況ですよね。
じゃ、なんで査定員は帰らないのか?
ここで帰ると他社に買い取られてしまう可能性が大だからですね。
買取査定というのはジャンケンと一緒で「後出しが有利」です。
例えば…
A社が通常の相場より高い30万円の査定額を提示したとしても、後から来たB社が千円でも上乗せすればA社を出し抜いて買い取ることができます。
それを見越してA社が30万千円で提示したとしても、B社に30万二千円を提示されれば負ける。
つまり、A社としては「即決(B社が査定をする前)」しか買い取るチャンスはないってことです。
以上の理由より、一括査定にやってくる査定員はなかなか帰りません。
これが「一括査定は危険」と言われる第二の理由ですね。
理由③:法外なキャンセル料を請求される可能性があるから
「車一括査定は危険!」と言われる理由③は、法外なキャンセル料を請求される可能性があるから。
今でこそ少なくなってきましたが…
数十万円レベルで請求してくる悪徳業者もいるので注意が必要です。
例えば…
査定額の提示を受けたあなたが「わかりました。契約します!」といったとしましょう。
契約を結び買取業者(査定員)はあなたの車をレッカーに積んで帰っていきます。
でもその直後…
とある友人から「あの車〇〇万円で売ってくれない?(査定額より高い!)」と連絡が入ったため、あなたはあわてて買取業者に連絡をするわけです。
「やっぱりキャンセルさせてください!」
すると買取業者の様子は一変…
数秒の沈黙ののち、買取業者はあなたにこう言い放ちます。
じゃ、契約書の通り10万円のキャンセル料を頂戴しますよ。
…
…
はい?(なんで?)
いやいや…
さっき契約結んだばっかりで特に迷惑をかけたわけじゃないじゃない?
確かに契約したのを一方的に断るのは悪いけど、それにしても”キャンセル料10万円”は法外よ!
そう思いますよね?
いや当然だと思います。
でもこれ、有名買取り業者でも普通に請求してきます。
買取業者の言う通り「契約書の隅」の方に「超絶小さく」キャンセル料に関する説明が記載されていて…
しかも、その契約書にサインをしてしまっている…
ってことで反論しにくいんですね。
結論から言うと、多くの場合において”10万円も払う必要はない”です。
ただ、契約には一定の効果があるので軽はずみな契約は要注意です。
対策は後程詳しく解説します。
理由④:契約後に減額される可能性があるから
「車一括査定は危険!」と言われる理由④は、契約後に減額される可能性があるから。
「キャンセル料」問題と同じく「契約後の査定額減額問題」も、数は少ないですが発生すると非常に厄介です。
一括査定で車を売却する場合は、基本的に以下の流れになります。
- 一括査定に申込み
- 各社の査定を受ける
- 売り先を決める
- 契約をする
- 車を引き渡す
- 入金(査定料金の振り込み)
ここで重要なのは④⑤⑥の順番。
入金の前に「車を引き渡している」という点です。
つまり…
「入金されるかどうか?」の時点で、売り手としては車が手元にないので「そんなの不当だから売らない!」と反論しても説得力がないんですね。
いわば「人質(車)」をとられている状況なので、仕方なく減額を受け入れてしまっている人も大勢います。
ここで重要なのは、なぜ買取業者は入金前に買取業者は車を引き取るのか?ってこと。
理由は、買取業者は「自社に戻って再度査定をし直すから」です。
私も現役で買取査定をしているのでわかりますが、出張査定って結構難しいんですね。
天気が悪かったり車が汚れていたり…
時間の制限があったり暗かったりと、自社でゆっくりと査定するより何倍も査定の難易度が上がります。
ようは、「査定ミス」が起こりやすいってこと。
こうした事情から、「出張査定時はあくまでも仮査定とし、とりあえず契約をして本査定は自社でやる」といった買取業者がいるんですね。
で、車を持って帰って再度査定をしてみたら「査定額に大きな影響を与える損傷(修復歴等)」を発見。
査定額の減額に至るわけです。
「買取業者もプロなんだから査定ミスしたほうが悪いだろ!」っと私も思いますが…
これまた契約書の隅の方に注意書きがあったりしますので、契約時はチェックしておきましょう。
具体的な対策は後ほど詳しく解説します。
車一括査定で起こる具体的なトラブル事例「3選」
次は、「車一括査定は危険!」と言われる原因になっているトラブル事例をいくつか紹介したいと思います。
車業界で10年以上働いている者として、私の経験もふまえ紹介しますね。
- トラブル事例①:申し込みから数時間で着信が100件以上…
- トラブル事例②:やっぱり別の業者に売ろうと思ったらキャンセル料が10万円
- トラブル事例③:え?振り込まれた金額が契約と違う?
トラブル事例①:申し込みから数時間で着信が100件以上…
車一括査定のトラブル事例①は、一括査定最大のデメリットである通称「鬼電」
買取業者からの「しつこい電話」トラブルです。
夫が車売る事になって、高値で買ってくれる業者調べてって言われて
— yui (@violet_apricot) August 21, 2022
一括査定申し込んだらこれ。
本当ストレス。
2件くらい出てみただけど、全く同じ内容の電話で本当出たくない。
電話やめて欲しい。
電話無しで出来ないの…?
滅多に人と電話しないのに、履歴がこれで鬱になりそう。 pic.twitter.com/Ln4EGOGBhc
車一括査定のときビッグモーターよりネクステージのほうが電話ひどかったな。鳴り止まなかった。着信拒否したらメール来たのがビッグモーター1件、ネクステージ4
— cu12 (@cu12hiro) September 6, 2023
件。ビッグモーターは〇〇様へと名前があり丁寧、ネクステージは〇〇様なし。ネクステージのほうがブラックだと思う。#ビッグモーター… pic.twitter.com/wlGwKayh1W
ビッグモーターで思い出したけど、車売る時に一括査定で色んなところで査定金額出してもらったら、1社だけ毎日2、3回電話かけてくるところあったな🤔1つ着拒否しても違う電話番号でかかってきて、調べると同じ会社なの。恐怖を感じたわ。他のところはやり取りしたらかかってこなかったのに。
— 東条 (@hyo_tp_at) July 17, 2023
とうとう車売ろうかなと思って
— ❀JuraMin❀🥀じゅらみん (@JuraMinCh) May 16, 2023
一括査定に大手5件ほどに投稿したら
1秒後に電話かかってきて数分電話している間に他企業から着信履歴300件超えになってた。
今出れなくて拒否っても永遠とかけてくるんで電源オフしましたが、電源付けたらどうなってるんだろ・・・w
私もお客さんの立場で経験したことがありますが…
ほんと、申し込み直後から昼夜を問わず電話が鳴り続けます。
しかも、「着信拒否」や「無視」をすればするほど着信が増えるので注意が必要です。
対策は「着信を無視しない」ということと「自分にあった一括査定サイトを選ぶ」ということ。
詳しくは後述しますね。
トラブル事例②:やっぱり別の業者に売ろうと思ったらキャンセル料が10万円
車一括査定のトラブル事例②は、莫大なキャンセル料問題。
稀なトラブルではありますが、悪徳業者になると「数十万円」レベルで請求してきます…
【 #中古車 売却トラブル】
— 板橋区消費者センター (@shohi_itabashi) June 6, 2023
「査定時に強引に契約させられ、車を持っていかれた」「契約後すぐにキャンセルを申し出たら、高額なキャンセル料を提示された」など相談が寄せられています。
消費者トラブル相談は #消費者ホットライン188
詳しくは国民生活センターHP→ https://t.co/WOLaCfSJhC pic.twitter.com/iCkmlsknFR
【年々増加】ビッグモーター巡る消費者からの相談件数は1年間で1500件近く…5年前と比べ約1.6倍https://t.co/lFqz4sfD1i
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 5, 2023
相談のうち、約9割にあたる1300件あまりは車の売却・購入に関するもので、強引な勧誘や契約後の査定額の減額、高額なキャンセル料の請求などが含まれているという。
中古車査定業者、事前電話でキャンセル料やその場契約できないこと言うと査定断ってくる。まだまだ客の足元見られてる業界なのかな。
— おきつねさま (@tdnht) November 19, 2022
法外なキャンセル料は払う必要はありませんが、契約をしている以上、額はともかく支払い義務が発生する可能性はあります。
「こんなはずじゃなかった…」とならないように、「キャンセルするなら契約前」を徹底しましょう。
トラブル事例③:え?振り込まれた金額が契約と違う?
車一括査定のトラブル事例③は、契約後の査定額の減額問題。
「キャンセル料」と並んで、大きなトラブルに発展しやすい問題です。
一括査定で1番高値付けといて、後に傷があったやら修復が見つかったとか言って減額するパターンも。
— ふっけん (@dbdkuro) July 20, 2023
まさにビックりモーター
一括査定でビッグが他社より高値出した気がします。
— カプセルイン大塚 (CIOオーナー) (@capsuleinotsuka) July 22, 2023
10年以上前にビッグで売却しました。
車持って行かれた後に事故歴ないのに『事故歴ありますよね?』って言いがかりつけられて当初の査定額から13万円減額されました。
試しに車返せと言ったら返せないの一点張りで😅…
水没車を査定ミスで買い取ったら減額を強要し、そして水没車はそのままだんまりして売ってバレても返金には応じないって、BM営業マンは無能なのか有能なのか。。。。RT
— 下沢べす (@simozawa414) September 21, 2023
息子がネット査定で車を売った…
— 🍑あんず🍑restart (@salanxsjnxjno) September 14, 2023
納得いく額だったから。
それなりの大手やと思う。
CMもしてるし…
実車見なくてもいいのか?と問合せたけどOKだと言う。
手続き終わり🚗引き取られ、後日連絡。
ぶつけたり事故もしてないのに、事故車だから減額💦半額以下だと💦
騙された?そういう手口?
ほんとごく一部の業者なんですが、ひどいですね。。。
実際、うちのお客さんから相談を受けたこともあります。
「〇〇(車屋)と契約したけど、今更減額とか言ってきてるけどどうしたらいい?」といった感じ。
なので、「あなたの名前を教えてください。消費者センターに相談させていただきます!って言えばいいですよ」ってアドバイスしましたね。
結果、減額は無しになったみたいです。
【トラブル対策】ここをおさえれば一括査定は怖くない
ここまで、さんざん「車一括査定は危険!」といわれる理由やトラブル事例を紹介してきたのにこんなことを言うのもなんですが…
トラブルを起こす業者はごく一部なので、ちょっとした対策を準備していれば、トラブルを回避し一括査定のメリット「高額査定」をGETすることは全然可能です。
っということで次は、「車一括査定で起こるかもしれないトラブルの対策」を紹介したいと思います。
簡単なものばかりなのでチェックしておきましょう。
- 【しつこい電話さようなら】自分にあった一括査定サイトを選ぶ
- 【安心して帰ってね】上位3社には連絡します
- 【契約は慎重に】キャンセルするなら契約前
- 【うそは厳禁】査定環境を整えしっかり査定してもらう
【しつこい電話さようなら】自分にあった一括査定サイトを選ぶ
車一括査定のトラブル対策①は、自分にあった一括査定サイトを選ぶこと。
車一括査定は迷路と同じ。
入り口を間違えると、どんなにあがいても正しい出口にはたどり着きません。
なので、トラブルを回避したければ「自分にあった一括査定サイト」を選ぶようにしましょう。
実はここが一番重要です。
一括査定サイトを利用する理由はなんでしょうか?
一番は「できれば高く売りたいから」ですよね?
その他で言うと…
「早い」「あい見積もりが簡単にとれる」「持ち込まなくていい」「楽」
このへんでしょうか?
実は、これら「一括査定のメリット部分」はサイトによって多少の差はあるものの、極端な言い方をすると「大差」ありません。
では、「車は高く売りたいけど、〇〇はイヤだ」
この「〇〇」に入る「一括査定のデメリット」ではどうでしょうか?
実は、この「〇〇」に入るデメリット部分は一括査定サイトによって全然違ってくるんですね。
例えば「鬼電」
一括査定のトラブル事例でも紹介した「買取業者からのしつこい電話」のことですが、これを避けたいのであれば、普通の一括査定サイトを利用するのは逆効果になります。
一括査定サイトは、そもそも「一回の申込みでたくさんの査定が受けられる」ことが売りなので「しつこい営業電話」の発生は必然なんですね。
なので、「しつこい電話」を避けたければ「少し変わった特徴を持つ一括査定サイト」を選ぶ必要があります。
では、どんな一括査定サイトがいいのか?
【MOTA車買取】や【ユーカーパック】といった「鬼電を解消するために生まれた一括査定サイト」を選ぶようにしましょう
この2サイトに共通するのは、通常の一括査定サイトと違い「オークション形式を採用」することで買取業者からの大量の電話を阻止しているということです。
簡単に特徴を解説しますね。
【しつこい電話対策サイト①】MOTA車買取
MOTA車買取では、査定を依頼すると「車両情報のみ」が買取業者に伝達され、その情報をもとに買取業者間でオークション(セリ)が行われます。
普通の一括査定サイトの場合は、申し込むと同時に依頼者の個人情報が買取業者に伝わってしまうので、大量の電話がかかってきます。
でも、MOTA車買取では、買取業者に提供される情報は「車の情報のみ」なので、買取業者は依頼者に連絡することができません。
そして、オークションにおいて高額査定を付けた上位3社のみに査定依頼者の連絡先が提供され、査定依頼者に連絡をすることが許されるんですね。
あとは、オークションを勝ち残った3社に再度査定をしてもらい査定額を競ってもらうのみ。
査定依頼者は、3社の中から一番高い査定額を提示した買取業者を選べばいいだけです。
つまり、MOTA車買取を利用すれば「査定額が低い買取業者をふるいにかけられる」うえに、「最大3社としか電話対応しなくていい」ということになります。
通常の一括査定では「10社以上は当たり前」のところ、MOTA車買取であれば「最大でも3社」に絞ることができ、なおかつ高額査定も狙えるってわけです。
★MOTA車買取★
電話があるのは査定額上位3社(最大)のみ“2度目に選ばれる”中古車買取一括査定【MOTA車買取】
「しつこい電話営業がイヤだし高額査定がいい!」という人は、MOTA車買取を検討しない理由がありませんね。
【しつこい電話対策サイト②】ユーカーパック
ユーカーパックは、「しつこい電話」対策としてはMOTA車買取を超える最強レベルの一括査定サイトと言えます。
ユーカーパックを利用すれば「しつこい電話」は皆無です。
完全無風で一括査定を利用することができますね。
ユーカーパックに申し込むと、ユーカーパック指定の査定員がやってきて、車の査定(車の状態など)を行います。
その後、査定員の査定結果がユーカーパックの会員である買取業者に提供され、買取業者間でオークション(セリ)が行われるんですね。
査定依頼者としては、オークションが終わるのを待って一番高い値段を付けた業者に売るかどうか決めればいいだけ。
つまり…
実質「ユーカーパックとしか連絡を取る必要がない」というわけです。
このように…
ユーカーパックであれば、MOTA車買取のような「最大3社」どころか「1社」としか連絡を取る必要がないため、そもそも「しつこい電話」が発生しようがありません。
なので…
「買取業者からの営業電話は、いっさいお断り」レベルの人であれば「ユーカーパック一択」で間違いありません。
★ユーカーパック★
「営業電話は一切なし」で車を売れる一括査定はユーカーパックだけ!
このように、「MOTA車買取」「ユーカーパック」どちらのサイトも「買取業者からの大量の電話」対策として非常に優れた買取サイトです。
さらに、「車一括査定」のメリットである「高額査定が期待できる」という点も、「オークション制」をうまく取り入れることでクリアしています。
まさに「一石二鳥の一括査定サイト」と言えますね。
以上より…
「愛車を高値で売りたいけどしつこい電話営業はイヤ…」
そんな人は「MOTA車買取」「ユーカーパック」の利用を検討するようにしましょう。
この二つを選んで後悔することは、まずありませんよ。
【安心して帰ってね】上位3社には連絡します
車一括査定のトラブル対策②は、「上位3社には連絡します」と買取業者に伝えること。
この一言で「なかなか帰ってくれない査定員」が帰ってくれます。
一括査定でやってくる買取業者(査定員)は、基本なかなか帰ってくれません。
理由は先ほどもお話しした通り…
「次に来る買取業者に買い取られてしまう可能性が高いから」
後からくる買取業者に自分の査定額が漏れてしまうと「プラス1,000円」とかで買い取られてしまうので、なんとしても「即決」で買い取ろうとするんですね。
そこで有効なのが以下の言葉。
- 他社さんには査定額を漏らしませんよ。
- 全ての買取業者さんの査定をうけて上位3社さんには再度ご連絡します!
このように伝えることで…
そうか…
即決は難しそうだから、上位3社に入れるようにある程度高めの査定額を提示しておかないとな。。。
っといった感じで前向きに考えてくれます。
是非おためしください。
とはいえ…
なかには「それでも帰らない買取業者」もいます。
言葉巧みに即決を迫ってきますが、「すいません。次の予定がありますので。」と家に帰りましょう。
即決をしていいことはなにもありません。
【契約は慎重に】キャンセルするなら契約前
車一括査定のトラブル対策③は、「契約は慎重に。キャンセルするなら契約前」を徹底すること。
どんな内容にせよ契約は契約です。
サインをした以上、責任は発生するので軽はずみな契約は避けましょう。
災いのもとです。
繰り返しますが…
契約には「力(拘束力)」があります。
契約後の売主による一方的なキャンセル。
例えば、買取業者と売買契約をした後に「やっぱり売るのやめた!」的な契約破棄ですね。
こういった売主による一方的なキャンセル行為は売主に非があるので、キャンセル料の額は別として、法的にもなにかしら責任を取らされる可能性があります。
でもさ?
契約して翌日キャンセルしたなら、買取業者には迷惑かけてないですわよ?
って意見もありますが…
私も買取と中古車販売をしているのでわかるのですが、買取交渉の時点で次の売り先(お客様)が決まっていることはよくある事です。
つまり、急なキャンセルによって次に待っている商談が破棄されることになり、そこでGETできるはずだった利益が吹っ飛ぶ(損害)ことになるんですね。
そうなると、当然キャンセル料請求の正当性は高まり、キャンセル料も高くなることに…
なので…
軽い気持ちで契約はしないようにしましょう。
契約するなら「あとでキャンセルはできない」くらいで考え、契約内容に納得できないなら契約前にキャンセルするようにしましょう。
契約においては「顧客」も「業者」も対等です。
もちろん、法外なキャンセル料は支払う必要はありません。
「一律〇十万円」みたいなキャンセル料を設定している場合は違法な場合があるので、支払う前に消費者センターなどに相談するようにしましょう。
詳しくは以下の記事でも解説しているので参考にしてみてください。
【うそは厳禁】査定環境を整えしっかり査定してもらう
車一括査定のトラブル対策④は、「嘘はいわない」「査定環境を整えてしっかり査定してもらう」ということ。
車の状態に関しては正直に伝えるようにしましょう。
また、買取業者が査定しやすい環境を整えることでトラブル発生率は激減。
高額査定の可能性も高まります。
一括査定で発生するトラブルで最も重大なもののひとつが「契約後の査定額減額」
この問題の原因は主に二つあります。
それが、「車に関する虚偽情報」と「査定ミス」。
そして、この二つの原因を解消する方法が「嘘をつかない」「査定環境を整える」ということなんですね。
「事故したこというと査定額が下がるから嘘つこう…」で大失敗!
車の買取査定を受ける際、買取業者から聞かれることがあります。
それが、「いままで大きな修理したことありますか?」というもの。
ようは…
「事故ったことある?」ってこと。
先ほども少し触れましたが、出張査定というは結構難易度が高いので、売主からヒアリングした情報を参考にしつつ車を鑑定していくのが一般的です。
「事故したことがある=査定額が下がる」ではないので、あくまで情報の一つとしてヒアリングしているんですが、売主は過度に警戒して嘘をついてしまうことがあるんですね。
するとどうなるか?
嘘をついたことがバレると、
かなりの確率で査定額の減額を食らうことになります。
しかも、「嘘をついたほうが立場が弱い」ので反論しても効果はなく。
減額を受け入れざるを得なくなります…
でもさ?
ばれなきゃいいでしょ?
っていう人もいますが…
まぁ、バレます。
先ほども言いましたが、買取業者は入金の前に車を持って帰って再度査定をします。
自社に持って帰ってからの再査定は、車をリフトアップしての本格的な査定になるので、どう考えてもバレるんですね。
なので…
査定の際に買取り業者から車の状態に関して質問された場合は「嘘を言わない」ようにしましょう。
嘘を言えば自分の立場が悪くなり、かなりの確率で「査定額減額」の対象になります。
トラブルを起こさないためにも肝に銘じておきましょう。
査定環境が悪いと査定額が伸びない&トラブルの原因にもなる!
たまにですが…
自分の都合を優先するあまり、査定環境に関し無理難題を言ってくる売主がいます。
「〇日の△時から30分で!」
「■時(夜)でお願いします!」
「天気悪いけど(雨)明日の★時にお願いします!」
などなど…
買取業者はプロです。
なので、与えられた条件で一生懸命査定はしますが、当然、査定環境が悪ければ査定の精度も落ちます。
するとどうなるか?
ううう…見えにくいな。
もしかしたら事故ってるかもしれないから査定額は抑えめに…
っといった感じで、査定額が控えめになってしまう可能性があります。
また、仮に高額査定になったとしても…
うわぁ…
契約はしたものの、持って帰って査定しなおしたら事故してんじゃん。
こりゃ減額するしかないな…
こんな感じで、あとあと減額の連絡が入りトラブルに発展する可能性も高まります。
なので、不要なトラブルを避けるためにも「査定環境」を整えるようにしましょう。
- 時間的余裕
- 場所的余裕
- 明るさ的余裕
この3点は基本なので、外さないようにしましょうね。
時間的には最低1時間は欲しいところです。
また、場所としては砂利道は避けるのが無難です。
明るさは、朝か昼。
どうしても夜になる場合は照明のある場所に移動するようにしましょうね。
査定時のトラブル回避法に関しては、以下の記事でも解説しているので参考にしてみてください。
車を売るなら一括査定がおススメな理由
ここまでの話しを聞いて、正直…
一括査定のリスクと対策はわかったけど…
なんだかんだ面倒臭そうだから、一括査定は避けたほうがいいのかなぁ?
そう思った人もいるのではないでしょうか?
でも、車業界10年以上の現役車屋店長の立場で言わしていただきますが…
なんだかんだいって、
車を売るなら一括査定で売るのが一番「楽に高く」売れます。
むしろ、普通に売る方が面倒で査定額も安くなりますよ。
だって一括査定なら…
- 査定を受けるために車を持ち込む必要がない
- 売り先を吟味する必要がない(価格にこだわるなら高いところに売ればいい)
- あい見積もりを集める労力がない
これだけでも非常に大きなメリットです。
確かに一括査定には注意点やコツなんかはあります。
でも、それらはここまで説明してきたような「ちょっとした工夫」で解決できますし、それすら面倒であればユーカーパックのような「完全オークション代行」的な一括査定サイトを利用すれば、問題はほぼ解消するわけです。
なので…
車を売るのであれば、まず一括査定サイトを検討することをおススメします。
「どのサイト選んでいいかわからない!」って人は、以下の記事を参考にしてみてください。
自分にあった一括査定サイトが見つかるはずですよ。
車一括査定が向いている人、向いていない人
ここまでのお話しを踏まえ、車一括査定が「向いている人」「向いていない人」を紹介したいと思います。
簡単に言うと…
一括査定が向いている人は「なんだかんだ高く売りたい人」
一括査定が向いていない人は「査定額にはこだわらない。とにかく早く売りたい人」ですね。
「一括査定が向いている人」
- 少し手間がかかってもいいので高く売りたい人
- 交渉するのが好きな人
- 急いで売る必要がない人
- 売る車が人気車種
「一括査定が向いていない人」
- 査定額は気にしない人
- 1日でも早く売ってしまいたい人
- 古い&10万キロ超えの軽自動車を売ろうと思っている人
車一括査定がむいている人
ここまでのお話しを踏まえ、「車一括査定が向いている人」を紹介します。
結論、以下の4タイプの人です。
一つでも当てはまれば「向いている」と言えますね。
- 少し手間がかかってもいいので高く売りたい人
- 交渉するのが好きな人
- 急いで売る必要がない人
- 売る車が人気車種
簡単に紹介します。
少し手間がかかってもいいので高く売りたい人
「少し手間がかかってもいいので高く売りたい人」は一括査定に向いています。
私からすると手間というほどのことではないのですが…
一括査定で車を売る場合は、「サイト選び」「車の情報入力」「どこに売るのか決める」といった作業が発生します。
それに対し、持ち込み査定や下取りの場合は買取店や車屋さんに持ち込んだら終了です。
今や一括査定サイトは腐るほどあります…
初めて一括査定に挑戦する人はその多さに「どれを選んだらいいの?」と混乱し、選ぶこと自体が面倒と思うかもしれませんね。
また、選び間違えると一括査定特有のデメリットを食らったりすることもあるので、「面倒は一切イヤ!」という人には一括査定は向かないのかもしれません。
が…
正しい情報を手に入れて「自分の目的に合ったサイト選び」ができれば、普通に持ち込み査定や下取りをするより「数十万レベル」で高く売れることもよくあるわけです。
しかも、先ほど紹介した通り一括査定サイト選びはそんなに難しいことではありません。
なので…
- 「自分にあったサイトを調べてみる」
- 「高く売るためにちょっと手間をかけてみる」
そんな「ちょこっと手間」を惜しまない人であれば一括査定は向いていると思います。
交渉するのが好きな人
稀なタイプかもしれませんが…
「交渉をするのが好きな人」も一括査定が向いていますね。
ユーカーパックのような「交渉不要」な一括査定サイトもありますが、「交渉自体をイベントとして楽しむ」という人もいます。
そういう人には一括査定が向いていますね。
「3社目で、△年式の〇〇(車名)が★★万円で売れた!」みたいな達成感満点の声をSNSでよく見かけます。
こういったタイプの人は「自分で納得のいく査定額を勝ち取る」のが好きな人なので、一括査定が向いていると言えますね。
一括査定は、一回の申込みで複数買取業者の査定が受けられるサービス。
つまり、査定の数だけ交渉ができるので、「交渉好き」「自分で高額査定を勝ち取りたい」という人にはぴったりのシステムと言えます。
急いで売る必要がない人
「急いで車を売る必要がない人」も一括査定向きです。
一括査定は、基本「複数の査定」を受けます。
その後、各社比較検討して売却先を決めるので、「1社に持ち込んで売る」よりは時間がかかります。
そういう意味で言うと、「時間に多少余裕がある人」は一括査定が向いていますね。
一括査定は「高く売る」のがだいご味なので、必ずあい見積もりを取ります。
つまり、複数社の査定を受けることになるので「買取店に持ち込んでその場で売る」よりはちょっと時間がかかるんですね。
なので、「今日・明日には売らないといけない」という鬼気迫った人ではなく、「何社か査定を受けて一番高いところに売ろうかな?」くらいの余裕がある人の方が一括査定には向いているでしょう。
売る車が人気車種
「売る車が人気のある車種」という人も、一括査定が向いています。
一括査定では、買取業者同士がセリやすい環境が整っています。
なので、人気車種の場合はセリ効果が爆上がり。
高額査定につながります。
一括査定は、複数の買取業者が買取競争をするからこそ査定額も高くなります。
つまり、売る車が魅力的(人気がある車)であればあるほどセリは盛り上がり、査定額も上がっていくってことですね。
- あなたの売ろうとしている車は、路上でよく見かける車ですか?
- 「あなの車が欲しい」と思っている人はまわりにいますか?
- 仮に、今売ろうとしている車が他人のものだったら、あなたは欲しいと思いますか?
一つでも「YES」と言えるなら、一括査定が向いているかもしれませんね。
「その車が欲しい!」という人が多い車ほど、一括査定との相性はよくなりますよ。
車一括査定がむいていない人
次に、一括査定が向いていない人を紹介します。
一言で言うと…
「査定額にあまり興味のない人」ですね。
- 査定額は気にしない人
- 1日でも早く売ってしまいたい人
- 古い&10万キロ超えの軽自動車を売ろうと思っている人
査定額は気にしない人
「査定額は気にしない」という人は、一括査定が向いていないかもしれません。
査定額を気にしないのであれば、近場の買取店に持ち込んで「言い値(提示された額)」で売るのが一番楽で速いからですね。
一括査定は「楽に売る」に加え「高く売る」という目的も持っているため、「ただ売る」よりは多少なりとも手間がかかってしまいます。
例えば、自分にあった一括査定サイトを探し登録、複数の査定を受けて売り先を決める。
実践してみれば大した労力ではありませんが、「査定額はいいからとにかく売りたい」という人には「手間」と感じるかもしれませんね。
そういう意味で言えば、「査定額にはこだわらない」という人にとって一括査定はおススメできません。
1日でも早く売ってしまいたい人
「1日でも早く売りたい」「今すぐにでも売りたい」という人には一括査定は向かないと思います。
一括査定では「高く売る」という目的があるため、高額査定に必須といえる「あい見積もり」を取るシステムになっています。
つまり、複数社の査定を受けなければいけないため、多少時間的余裕が必要になるんですね。
一括査定では「高く売りたい」というのが主な利用目的になるため、複数の買取業者を競わせるシステムを採用しています。
住んでいる地域にもよりますが、通常の一括査定サイトで査定依頼をした場合、1回の申込みで受ける査定の数は4社程度。
一番査定数が多いと言われるカーセンサーだと平均6社くらいの査定を受けることになるので、単純に考えて1日で査定から契約まで終わらせるのは難しいと思います。
なので、「今日売らないと…お金が必要!」という人は一括査定は避けましょう。
一週間くらいの余裕が欲しいですね。
もちろん早く売ろうと思えば2~3日でも全然売れますが、焦って売ると安売りしてしまうリスクもありますので。。。
古い&10万キロ超えの軽自動車を売ろうと思っている人
「10年落ち&10万キロの軽自動車」を売ろうとしている人も一括査定とは相性が良くないかもしれません。
軽自動車は「パジェロミニ」「ジムニー」のようなコアなファンがいるような車でない限り、基本「古ければ古いほど価値が落ちる」傾向にあります。
つまり、古くなった車は「欲しい!」という人が少ないので、一括査定をしても、かけた手間に見合う査定額UPが望めないのが現実です。
日本の車は外国で人気があります。
特に普通車は人気で、10年落ちの車でも数百万円レベルで取引されることも珍しくありません。
普通車の場合、買取業者も輸出用の仕入れとして買取に参加するため競争は激化。
予想外の査定額がでる場合もあります。
が…
外国で人気があるのは普通車であり、軽自動車は一部車種をのぞいてほぼ見向きもされません…
理由は単純に「外国には軽自動車という概念がない」からです。
日本国内で行われる中古車取引の約3分の1くらいは外国への輸出です。
なので、「外国で人気があるか?」は買取価格(相場)に非常に大きな影響を与えるんですね。
このように…
古い軽自動車は国内だけでなく外国でも需要が少ないため、一括査定をしても査定額が伸びない可能性が高いです。
なので、「古い軽自動車を売りたい」という人にとっては、一括査定は向いていないかもしれませんね。
とはいえ…
「どの車が高く売れるか?」「人気があるか?」はプロでない限りわかりません。
なので、時間に余裕がある人は「ダメもと」でも一括査定にチャレンジすることをおススメします。
これで予想外に高く売れればラッキーですからね。
Q&A
それでは最後に、「車の一括査定は危険!」と思っている人からよく受ける質問と回答を紹介したいと思います。
「一括査定は危険」と言われる理由に深くかかわる質問ばかりですね。
ある意味、ここさえおさえておけば怖いものはないので、ぜひチェックしておいてくださいね。
- 質問①:「しつこい電話営業」はイヤだけど「高く売りたい」です。どうしたらいいですか?
- 質問②:契約前にキャンセルしたのにキャンセル料を請求されました!どうしたらいいですか?
- 質問③:契約後の査定額減額は困ります!どうしたら避けられますか?
質問①:「しつこい電話営業」はイヤだけど「高く売りたい」です。どうしたらいいですか?
一番多い質問がこれですね。
正直な話し…
みんな面倒はイヤで、でも高く売りたいってことです。
そんな人は、「自分の目的にあった一括査定サイト」を選びましょう。
これでほぼ解決します。
本当に多いのが、「面倒はイヤだけど高く売りたい」という質問。
何事も「リスクとリターンは等価交換」なので、そんなうまい話しはないのですが…
最近の一括査定サイトはいろんなタイプがあるので、自分にあった一括査定サイトを選ぶことができれば、割とこの手の「うまい話し」は成立したりします。
目的別のおススメ一括査定サイトは以下の通り。
- 目的①:面倒OK!とにかく高く売りたい
→【カーセンサー】 - 目的②:多少の面倒はOK!なるべく高く売りたい
→【MOTA車買取】 - 目的③:面倒はNG!でも、それなりには高く売りたい
→【ユーカーパック】
カーセンサーは一括査定の王道です。
業界一の提携買取業者数なので、自然と買取競争は激化。
査定額も高くなる傾向にあります。
ただ、買取業者が多いだけに「買取業者からの営業電話」も多く、「営業電話は苦手…」という人はちょっと辛いかもしれません。
なので、「高く売るためなら営業電話はへっちゃら!」という人にはぴったりの一括査定サイトといえます。
MOTA車買取は「高く売れるなら、ちょっとくらいの面倒ならOK」という人におススメの一括査定サイトです。
MOTA車買取では、「オークション制」と「現車確認査定方式」の両方を採用することで、「買取業者からの営業電話」を最大3社までに抑え込んでいます。
しかも、高額査定に必要な「あい見積もり」もしっかりとれるようになっているので、「ちょっとした苦労ならいいから高く売りたい」という人にはおすすめの一括査定サイトですね。
最後に紹介するのがユーカーパック。
ユーカーパックでは、買取業者とのやり取りは一切不要。
面倒ごとはユーカーパックがほぼ代行してくれます。
それでいて完全オークション制を採用し査定額のUPも狙えるので、「面倒はイヤ!でも、できれば高く売りたい」という人には最適の一括査定サイトと言えます。
このように、「面倒を回避したい」という要望は「サイト選び」で解消できます。
なので、自分の性格や目的を確認したうえで一括査サイトを選ぶようにしましょう。
詳しくは以下の記事でも解説しているので、興味のある人はのぞいてみてください。
質問②:契約前にキャンセルしたのにキャンセル料を請求されました!どうしたらいいですか?
数としてはそんなに多くありませんが、割合としては「初めて車の売却をする人」に多い相談です。
原則、契約前であれば問題なくキャンセルできます。
「査定に呼んでおいて売らないのか?」という意味不明なことを言う買取業者に出会ったら、即「消費者センター」に通告しましょう。
ただ気を付けないといけないのは、「口約束も契約になる可能性がある」ということ。
例えば、複数の買取業者とやり取りをしていて…
うちは70万で買い取ります!
やった!じゃA社さんに売ります!
とは言ったものの、数時間後に…
うちは80万で買い取らせていただきたいのですが?
マジですか!じゃ、やっぱB社さんに売ります!
このパターン。
確かに書面での契約はしていませんが、A社には「売ります」とはっきり伝えています。
A社としては既に次の売り先を決めているかもしれませんし、もしかしたら商談に入っている可能性もあります。
もしそうであれば、A社にとっては大きな痛手…
キャンセル料を請求されてもおかしくない状況ともいえます。
実際にこういう例はあるので、複数の査定を受けるのであれば、軽はずみに「売ります!」とは言わないようにしましょう。
なんにせよ…
契約前であればキャンセルはできます。
買取業者によってはあれこれ理由をつけてキャンセル料を求めてきますが、基本、契約前であれば受ける必要はありません。
なので、どうしても聞き入れてくれない場合は「消費者センター」か「JPUC」に相談するようにしましょう。
どちらも「よくある話」として親身に相談にのってくれますよ。
質問③:契約後の査定額減額は困ります!どうしたら避けられますか?
車の一括査定で起こるトラブルで最も重症化しやすいのが「契約後の減額」問題…
この大災害を避けるには「言い訳できないほどしっかり査定してもらう」「くぎを刺しておく」ということが重要です。
一括査定が危ないと言われる理由の一つが「契約後の減額」です。
時間をかけて複数社から査定を受け、一生懸命に交渉して手にした査定額。
なのに…
契約後にもかかわらず買取業者から一方的に受ける減額請求。
はっきり言ってたまったもんじゃありません。
じゃ、なんでこんなことが起こるのか?
理由は主に「査定ミス」です。
ようは、契約して車を回収。
自社に持って帰って再度じっくりと車を見てみたら「重大な見落としがあった」ってパターンです。
はっきり言って、買取業者のミスなので売り手としては知ったことではないのですが…
減額の可能性については契約書にも「超絶小さく」ですが記載があることがほとんどなので、実際に起こるともめるんですね。
じゃどうするか?
まずは「ミスらない」「ミスっても文句が言えない」くらいにしっかり査定をしてもらうってことです。
査定の際に変に時間制限をしたり、雨の日を避けるというのは基本。
査定の時間は陽が落ちる前を選び、できれば「同時査定」は避けるのが無難です。
私も同時査定に参加したことがありますが、他社の査定員がひしめきあってて査定しにくいんですね…
そして、査定を受けた後には「くぎを刺す」ことを忘れずに。
「修復歴はありませんでしたか?」
この一言を買取業者に投げかけましょう。
査定額減額の一番の原因は「修復歴の見落とし」です。
しかりと査定環境を整え査定後にくぎを刺したにもかかわらず減額…
もしこんなことがあったら買取業者としても信用を失います。
そんな状況をしっかり作るようにしましょう。
このひと手間を入れるだけで、「契約後の減額リスク」はほぼ解消しますよ。
あと、当たり前ですが…
査定員からの質問に対して嘘をいうのは完全NGです。
「今まで事故をしたことがありますか?」
「修理をしたことがありますか?」
こういった質問に対し嘘をつくと、「嘘をついた人が悪い!」となり、減額請求を正当化してしまう可能性もありますので。。。
まとめ
さて今回は、「車一括査定は危険」と言われる理由と対処法についてお話ししてきました。
まとめると、以下の通り。
- 「車一括査定は危険」と言われる理由「4選」
①:査定申し込み直後から大量に電話がかかってくるから
②:査定員の営業がしつこすぎるから
③:法外なキャンセル料を請求される可能性があるから
④:契約後に減額される可能性があるから - 車一括査定で起こる具体的なトラブル事例「3選
①:申し込みから数時間で着信が100件以上…
②:やっぱり別の業者に売ろうと思ったらキャンセル料が10万円
③:え?振り込まれた金額が契約と違う? - 【トラブル対策】ここをおさえれば一括査定は怖くない
【しつこい電話さようなら】自分にあった一括査定サイトを選ぶ
【安心して帰ってね】上位3社には連絡します
【契約は慎重に】キャンセルするなら契約前
【うそは厳禁】査定環境を整えしっかり査定してもらう - 車を売るなら一括査定がおススメな理由
【結論】自分にあった一括査定サイトを選べば高く売れる上にトラブルも回避できる - 一括査定が向いている人
①少し手間がかかってもいいので高く売りたい人
②交渉するのが好きな人
③急いで売る必要がない人
④売る車が人気車種 - 一括査定が向いていない人
①査定額は気にしない人
②1日でも早く売ってしまいたい人
③古い&10万キロ超えの軽自動車を売ろうと思っている人 - Q&A
質問①:「しつこい電話営業」はイヤだけど「高く売りたい」です。どうしたらいいですか?
→自分にあった一括査定サイトを選ぶ
質問②:契約前にキャンセルしたのにキャンセル料を請求されました!どうしたらいいですか?
→消費者センターやJPUCに相談を
質問③:契約後の査定額減額は困ります!どうしたら避けられますか?
→査定しやすい環境づくりと念押しの一言
- 「一括査定は危険!」
- 「一括査定はトラブルが多い!」
- 「一括査定はやめたほうがいい!」
といった意見もありますが、正直な話し「一括査定だから発生する問題」というのはそう多くはありません。
どんな売り方にせよ、何かを売買するなら多少なりともリスクは発生するもの。
そういう意味では、一括査定はメリットの方が多く、むしろおススメの車売却方法と言えます。
なので…
今回紹介した対処法を参考に、是非一括査定にチャレンジしてみてください。
普通に売るよりきっと満足感の高い愛車売却ができると思いますよ。
っということで、今回はこの辺で。
最後までありがとうございました!
「じゃ、試しにやってみようかな?」って思った人は以下の記事を見てみてください。
自分にあった一括査定サイトに出会えますよ。