今回のお話しは、こんな人におススメですよ。
- 車の査定で、愛車をできるだけ高く売りたい
- 愛車を高く売るために、事前にできることを知りたい
- 査定前に愛車を消臭しようと思って、とりあえずファ〇リーズを買ってきた!(絶対やめて…)
カモネギ店長です。
今回は、【車の査定前にやるべき消臭「4つの手順」】について、お話ししたいと思います。
愛車を高く売りたいなら、「査定前の消臭作業」は必須です。
だって単純に…
臭い車なんて買いたくないでしょ?
買い手がつかない車は、当然のことながら査定額も低くなります。
なので、愛車を少しでも高く売りたいのであれば「消臭」は絶対にやるべきなんですね。
ただ、こういうことを言うと、、、
私の車は臭くないもん!いいニオイだもん!
っていう人がいますが、それは勘違い。
ニオイというのは、基本的に「好き嫌いが激しく分かれるもの」なので、「自分の好き」が「他人の嫌い」になることは珍しいことではないんですね。
自分では「この芳香剤最高。。。」っと思っていても、他人からすると「くっさ!!」ってなることもしばしば。
つまり、何かしら「ニオイ」を感じる車は、他人にとって「臭い車」と考えておいても間違いではないってことです。
以上より…
愛車を高く売りたいなら「査定前に消臭」は必須と考えましょう。
とはいえ…
「消臭しようね」って言うと、いきなりファ〇リーズぶっかけて余計に臭いを悪化させる人がいるんです。
なので今回は、そんな「車のニオイをなんとかしたいけど、やり方がわからない」っという人のために、「査定前にやるべき消臭の手順」を紹介したいと思います。
ニオイは見えないけど、査定額に表れます。
「臭い」が原因で査定額を落さないために、ぜひ最後までお付き合いください。
それでは始めていきましょう。
目次
【臭い車は売れません…】車の査定前にやるべき消臭「4つの手順」
さっそく本題ですが、
【車の査定前にやるべき消臭「4つの手順」】結論は以下の通りです。
【車の査定前にやるべき消臭「4つの手順」】
- 手順①:ニオイのもとを取り去る
- 手順②:エアコンクリーナー交換
- 手順③:天日干し
- 手順④:無香消臭剤で消臭
どれも簡単なので、ご安心を。
一個ずつ解説していきますね。
手順①:ニオイのもとを取り去る
【車の査定前にやるべき消臭「4つの手順」】その①は、ニオイのもとを取り去るってこと。
ニオイの原因となるものをどうにかしないと、換気しようが消臭剤をまこうがニオイはぶり返すので意味はありません。
例えばあなたが愛煙家だとして…
その場合、換気をしようが消臭剤をまこうが、ヤニで汚れた天張りや運転席回りを洗浄しようが、消臭源である「タバコを吸うという行為」と「灰皿」を取り払わない限りニオイはなくなりません。
それと同様、芳香剤のにおいが染みついた車は、室内の掃除をする前に芳香剤を取り払わないとまったく意味はないってことです。
こういうことを言うと…
当たり前だろ!
って言われることがありますが…
多少厳しいことを言うと、この当たり前のことができていない人が多いのが現実です。
現に、買取査定をしているときに「灰皿」や「芳香剤」だけでなく、「弁当のパック」や「空き缶」なんかが放置されていることはよくあります。
こうなってくると、実際にそこまで臭いが気にならない車であっても、査定員としては「あぁ…一時的に臭いを消しているだけかもな…」と査定に慎重にならざるをえません。(査定額に悪影響)
以上より、愛車を査定に出す前は、ニオイ対策として最初に「臭いのもと」を取り去るようにしましょう。
多くの場合は「灰皿」「芳香剤(香水)」「食べカス」「ペット系」
「臭いのもと」を取り去るだけで「臭い問題」は半減します。
愛車の査定を検討するとき「いきなり消臭剤」といった楽な方法に頼らず、まずは「ニオイのもと」の除去から始めるようにしましょうね。
手順②:エアコンクリーナー交換
【車の査定前にやるべき消臭「4つの手順」】その②は、エアコンクリーナー交換ですね。
「え?家のエアコンじゃあるまいし、車のエアコンなんてよくわからないよぉ」
って思うかもしれませんが、大丈夫。
誰でもできるように説明しますよ。
車には「エアコンフィルター」というものが付いています。
(一部の車には付いてない)
ようは、エアコンの空気を綺麗にするフィルターのことですね。
このフィルターが、空気中にある「ごみ」や「ほこり」、ニオイのもととなる「ヤニ」や花粉などの「アレル物質」を除去してくれるわけですが…
当然のことながら「臭い車」は「エアコンフィルターも臭い」わけです。
だって、臭い空気を綺麗にしようと頑張っているわけですから。
フィルターも臭くなるのは当たり前と言えます。
なので…
愛車を消臭しようと手順①の「ニオイのもとを除去」したとしても、このエアコンフィルターを交換しない限り、エアコンを使うたびに「元の臭いニオイ」がぶり返してしまうんですね。
っということで「愛車の臭いを改善したければエアコンフィルターも交換しましょう」っとなるわけですが…
エアコンフィルターなんて変えたことがない!
って人のために、実車画像で説明しましょう。
今回は、ムーヴ(型式:LA150S)を例にして解説します。
*「型式」に関しては後程解説します
エアコンフィルターの交換方法①:グローブボックスを外す
エアコンフィルターの交換方法その①は、「グローブボックスを外す」です。
グローブボックスというのは、助手席前についてる収納ボックスのこと。
車検証やCD・DVDといったものを入れている人が多いのではないでしょうか?
エアコンフィルターは、このグローブボックスの奥に設置されていることが多いので、フィルター交換をする際は、まずグローブボックスを外す必要があります。
で…
どうやって外すかというとこんな感じ。
グローブボックスを開けて、横の板の部分を内側に押します。
グローブボックスは樹脂でできていて柔らかいので、少し力を入れると内側に曲がってくるれるんですね。
その状態で少し手前に引っ張ります。
すると奥のストッパー部分が外れます。
ストッパーが外れたら、あとはグローブボックスごと上に引っ張ってあげれば「ボコ」っとグローブボックス全体が外れます。
エアコンフィルターの交換方法②:エアコンフィルターのふたを外す
エアコンフィルターの交換方法その②は、「エアコンフィルターのふたを外す」ですね。
グローブボックスを外すと、こんな感じになります。
この印部分がエアコンフィルターが入っているハコですね。
このハコの端につまみがあるので、その部分をつまんで引っ張ると簡単にカバーがとれます。
フタさえ取れれば、もう終わったも同然。
あとは、フィルターを交換してもとに戻すだけです。
エアコンフィルターの交換方法③:エアコンフィルターを交換して戻す
エアコンフィルターの交換方法その③は、「エアコンフィルターを交換して戻す」ですね。
エアコンフィルターが入っているハコのフタを開けると、こんな感じになります。
この白い食パンみたいなのがエアコンフィルターです。
特になにかで止められているわけではないので、ちょっと引っ張れば取り出すことができます。
実際に取り出してみるとこんな感じ。
フィルターが黒く汚れているのが分かりますね…
これがニオイのもとなので、新品綺麗なものに交換してしまいましょう。
たまに…
「費用がもったいないから洗うもんね!」
って人もいますが、そんなに高いものでもない(千数百円程度)ので交換をおススメします。
実際、洗ったくらいで簡単にとれるほど「長年のニオイ物質」は弱くありません。
ニオイが残ったら意味がないので、ここはケチらず交換してしまいましょうね。
で、フィルターを交換したら元に戻すだけ。
フィルターをハコに入れてフタをして、グローブボックスを付けなおしたら完了です。
慣れた人なら数分。
初めての人でも30分あれば十分できると思いますよ。
エアコンフィルターの買い方:「型式」でググれば出てくる
エアコンフィルターの交換方法が分かったところで、エアコンフィルターの入手方法がわからないと意味がない。
ってことで、エアコンフィルターの入手方法を解説します。
その方法とは、ずばり…
「型式+エアコンフィルター」でググってください。
アマゾンやらなんやら、いろんな通販サイトが出てきて簡単に買うことができますよ。
で、さっきから出てくるワード「型式ってなに?」という疑問にもお答えしておきましょう。
「型式」というのは、すごくザックリいうと「その車のモデルを表す記号」です。
例えば、スズキのワゴンRという車は昔からありますが、年代によって「見た目」も「機能」も違いますよね?
つまり、名前はそのままだけど、車は変化してるってことです。
その変化、「この車はこんな機能の車です」っていうのを表したのが「型式」というわけです。
「型式」は車検証に書いてあるので、一度確認してみてくださいね。
この型式+エアコンフィルターでググれば簡単に商品が出てきますので、ぜひ試してみてくださいね。
もしわからなかったら、「お問い合わせ」からメッセージ送ってくれたらアドバイスしますよ。
手順③:天日干し
【車の査定前にやるべき消臭「4つの手順」】その③は、「天日干し」ですね。
実は、この「天日干し」こそが一番簡単でとても効果がある方法なので、ニオイの原因を取り除きエアコンフィルターを交換したら、快晴の日に必ず行いましょう。
天日干しがなぜ効果的か?
理由は「干さない布団がなぜ臭いのか?」「部屋干しの服がなぜ臭いのか?」と同じです。
つまり…
湿気は雑菌の温床となるから
芳香剤や香水のような化学物質のニオイでなければ、においの原因のほとんどは「雑菌」によるものです。
食べ残しや飲み物をこぼしたシミから発するニオイ。
ペット系やカビっぽいニオイの原因は、ほぼ「雑菌」が原因と言えます。
この雑菌が増える原因というのが「湿気」なんですね。
普段はあまり気にならないのに、雨が続くと車内が臭く感じることありませんか?
その理由は雑菌が増殖しているから。
天日干しをすれば「湿気」が飛んで「雑菌の増殖」を防ぐことができます。
なので、ニオイの原因をとり、エアコンフィルターを交換したら天日干しをしましょう。
窓は全開、トランクも全開で天日干しをすれば、湿気が飛んで雑菌の温床を簡単に取り去ることができますよ。
手順④:無香消臭剤で消臭
【車の査定前にやるべき消臭「4つの手順」】その④は、「無香消臭剤で消臭」です。
「無香の」ってところが特に重要なのでチェックしておいてください。
先紹介した「手順①~③」を試したもののイマイチ効果が感じられない…
そんな時に最終手段として登場するのが「消臭剤」です。
よく、いきなり消臭剤に手を出す人がいますが、まず意味ないのでやめたほうがいいですね。
っというのも、結局ニオイのもとがなくなってないので、どんなに消臭剤をふりまこうが臭いはぶり返すから。
しかも「ニオイ付きの消臭剤」を使ってしまった場合はもう最悪。
「嫌な臭い+芳香剤のニオイ」で臭いがさらに進化…
「超微妙なニオイ」になって、余計に臭くなってしまいまうのがオチです。
っということで、
今回紹介した「手順①~③」を実践して、「それでもイマイチ臭いが…」って人は無香消臭剤を検討しましょう。
2おススメなのは以下の2つ。
車の嫌なにおいをとりたいときに使うべき消臭剤「2選」
★おススメの消臭剤①
ドクターデオ Dr.DEO プレミアム スチーム【無香】
★おススメの消臭剤②
ドクターデオ Dr.DEO プレミアム スチーム 【 メントール 配合】
消臭剤にもいろんなタイプがあります。
例えば、「スプレータイプ」「置くタイプ」「床に敷くタイプ」等々。
でも、結局どれが一番いいか?って言うと断然「スチームタイプ」です。
スチームタイプというのは、「車の窓を全て閉めた状態でスチーム(煙)状の消臭剤を発生させ、エアコンを回して車内全体に浸透させる」というもの。
ニオイには原因(もと)があるので、そこを集中的に対処することは非常に大切です。
でも、臭くなった車というのは、もうすでに原因の個所から他の場所にも臭いが移っているので、原因への対処だけでは解決できないんですね。
っということで、「消臭源は対処したけど、それ以外の個所を総合的に消臭したい」って時にどのタイプの消臭剤を選ぶか?っと言われれば、答えは間違いなくスチームタイプってことになります。
「スチームタイプでほかの商品もあるよ!」って言われることもありますが…
正直どれも同じようなもんです。
今回紹介した「Dr.DEO」でだめなら他の商品も同じなので、まずはこの二つを試してみるのをおススメします。
第一候補は①の無香タイプ
ただ、無香といっても「消臭剤のニオイ」は多少発生します。
*これはどの無香消臭剤も同じ
極端に言うと「プールのニオイ」
そう、極端ではありますが「塩素のニオイ」ですね。
これが一時的にでも「ちょっとそれは…」っていう人は候補②のメントール配合タイプをおススメします。
これは一応香料が入っているのですが、「臭いにおいをごまかすため」の香料ではなく、消臭剤のニオイを中和するためのニオイなので、メントールが苦手じゃない人であればこちらもありだと思います。
なんにせよ、消臭剤を使うなら以下の二種類で十分です。
車の嫌なにおいをとりたいときに使うべき消臭剤「2選」
★おススメの消臭剤①
ドクターデオ Dr.DEO プレミアム スチーム【無香】
★おススメの消臭剤②
ドクターデオ Dr.DEO プレミアム スチーム 【 メントール 配合】
それも、もし使うなら今回紹介した「手順①~③」を実践したうえでお願いしますね。
じゃないと意味がないだけでなく逆効果になる可能性もありますからね。
手順①~③を実施せずに、いきなり消臭剤は避けましょう。一瞬臭いが消えても、3日後には元通り…ってことになりかねませんよ。
まとめ
さて今回は、【車の査定前にやるべき消臭「4つの手順」】についてお話ししてきましたが、ご理解いただけたでしょうか?
まとめるとこんな感じ。
【車の査定前にやるべき消臭「4つの手順」】
- 手順①:ニオイのもとを取り去る
- 手順②:エアコンクリーナー交換
- 手順③:天日干し
- 手順④:無香消臭剤で消臭
おススメ①:ドクターデオ Dr.DEO プレミアム スチーム【無香】
おススメ②:ドクターデオ Dr.DEO プレミアム スチーム 【 メントール 配合】
「ニオイ」というのは、自分が思っている以上に車の価値に影響します。
なので、もし「あれ?もしかしたらこの車臭いかも?」って思ったら、ぜひ今回紹介した4つの手順を試してみてください。
それだけで、車の査定額が「数万円」変わってくる可能性は十分にありますよ。
「臭いは見えないけど査定額に表れる」ってことをお忘れなく…
っということで、今回はこのへんで。
最後までありがとうございました。