今回は、こんな悩みを解決していきますよ。
- 愛車を買い取り査定に出そうと思うけど、掃除はした方がいいの?
- 買取り査定の前に愛車を掃除しても査定額に影響しないって聞いたよ。
- 大きな傷があるから修理してから買取査定に出した方がいいのかな?
カモネギ店長です。
今回は、「買取査定前に愛車を掃除しておくべき理由と注意点」について、お話ししたいと思います。
「愛車を少しでも高く売りたい」
愛車の売却を検討している人は、間違いなくこう思っているはず。
まぁ当然ですね。
でも…
私が実際に買取査定に行ってお客さんの車と対面した時、
「これじゃ査定額伸びないよなぁ…」
って感じることがよくあります。
っていうか…
ほとんどがそうです。
なぜそう思うのか?
それは…
「査定前に車の掃除をしていないから」
ひどい場合は…
- 荷室に荷物が満載
- 運転席には灰皿に吸い殻が満載
- 後部座席ではペットが気持ちよく昼寝中
なんてこともよくあります。
「なんでこんなことになるのかな?」
って思ってネットでググってみると…
- 「査定前に掃除をしても意味がないからそのままでいいよ!」
- 「掃除をしても査定額は上がらないからやるだけ無駄!」
といった記事をよくみかけるので、その影響もあるのかもしれませんね。
が…
この際なのでハッキリ言います。
愛車を高く売りたいなら査定前に掃除をすること。
買取査定をしている側から言わせていただきますが…
小一時間掃除を頑張るだけで、査定額が数万円違ってくる可能性は全然あります。
言ってみれば「時給数万円」の仕事。
こんなおいしい仕事「やらない理由がない」じゃないですか?
っということで今回は…
「買取査定前に愛車を掃除しておくべき理由と注意点」について深掘りしていきます。
今回の記事を最後まで読んでいただければ、「買取査定前に車の掃除をしないなんてマジで損」ってことを心から理解していただけると思いますよ。
目次
【査定額に影響大】買取査定前に車を掃除しておくべき理由と注意点
さっそく本題です。
「買取査定前に愛車を掃除しておくべき理由と注意点」
結論は以下の通り。
「買取査定前に愛車を掃除しておくべき理由と注意点」
- 理由①:「汚い車は手間がかかる」ので査定額が下がる
- 理由②:「売り手(あなた)の信頼」が失われ査定額が下がる
- 注意点:板金・塗装といったお金のかかる修理はしない
一つずつ解説していきますね。
理由①:「汚い車は手間がかかる」ので査定額が下がる
買取査定前に車を掃除しておくべき理由①は、「汚い車は手間がかかる」ので査定額が下がるから。
これですね。
掃除がされていない車はいろんな意味で「手間」がかかります。
まず第一に「査定」に手間がかかります。
車の査定というのは、ちょっとした傷や異変を見つけ、そこから大きな損傷(事故歴とか)を予測し査定額に反映させていく作業です。
でも…
査定する車が汚ないと、そのささいな傷や劣化を探すのが大変になるんですね。
とはいえ、お客さんの持ち物なので勝手に移動させて掃除したり洗車することも出来ない。
外装で言えば…
洗車してあればすぐに状態を確認できるけど、洗車されていないと「これ傷かなぁ?汚れかなぁ?」「この汚れはとれるかな?」とか余計に考えながら査定しないといけないので時間もかかります。
よっぽど欲しい(買い取りたい)車であれば頑張りますが、そうでないなら「まぁこれくらいでいいか」って「とりあえず(低め)の査定額を出して終了」ってことにもなりかねません。
また、「汚い車は綺麗にする手間」がかかります。
買取業者は、買い取った車を再度販売することで利益を得るので、当然のことながら査定後、買い取った車をクリーニングすることになります。
でも、その車が手入れされていない車だったら?
クリーニングの手間が増えるのは言うまでもありません。
クリーニングの手間が増えるということは「費用がかかる」ってこと。
つまり、その費用分査定額を下げざるを得なくなるってことです。
以上より…
簡単で構いません。
ちょっと掃除機をかけて洗車するだけでもOKです。
車の査定の前には愛車の清掃をするようにしましょう。
このひと手間によって、愛車の査定額が数万円変わる可能性は大いにありますよ。
具体的な清掃方法は以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
理由②:「売り手(あなた)の信頼」が失われ査定額が下がる
買取査定前に車を掃除しておくべき理由②は、「売り手(あなた)の信頼」が失われ査定額が下がるから
これですね。
買取査定に来る査定員は当然プロですが、車を見ただけでその車のすべてを見抜けるわけではありません。
だって、その車を実際に運転してもいないし、工場でリフトアップして分解してみたわけでもないからです。
なので、買取査定をしているときも、ある程度「予測(想像)」しながら査定をしているんですね。
例えば…
「この車は多少小傷はあるけどちゃんと洗車してるみたいだし、内装も綺麗にしてる。ってことは整備もこまめにしているだろうな」
っといった感じ。
逆に、洗車もしてないし車内も荷物やらゴミやらでごちゃごちゃしてたらどうか?
「あぁ…欲しい(買い取りたい)車なんだけど、この扱いを見る限りメンテナンスなんかも適当なんだろうな…買い取った後に不具合あったらいけないし、査定額も控えめに…」
ってなってもおかしくありません。
つまり、実際に査定を受けているのは…
愛車だけでなく、あなたも査定対象ってこと。
そう…
極端な話し、持ち主であるあなたの「人間性」も査定額に影響を与えるんですね。
なので、愛車を査定に出すなら事前に清掃(洗車含む)はしておくようにしましょう。
持ち主の評価のせいで、せっかくの愛車の価値を下げてしまうのはあまりにもったいないですからね。
注意点:板金・塗装といったお金のかかる修理はしない
さて、ここまで「車の査定前に愛車を掃除しておくべき理由」についてお話ししてきましたが、最後に注意点を一つ紹介しておきたいと思います。
その注意点とは、「板金・塗装といったお金のかかる修理はしない」ってこと。
これ本当に多いのですが、
査定額を少しでも上げるために、査定前に傷の修理をする人がいます。
買取業者としては「ありがたい」のですが、多くの場合、売り手(あなた)が期待するほど査定額は上がりません。
理由は…
「自分(業者側)でやった方が、簡単に安く修理ができるから」
これなんですね。
例えば…
あなたの車に「駐車場でこすっちゃったガリ傷」があるとします。
「これあったら査定額下がるだろうな…」
って思って、5万円かけて板金修理に出したと。
で、「これで査定額が5万円以上あがるか?」っていうと…
あがりません。
そう上がらないんです。
上がって「2~3万円?」くらいだと思います。
理由は…
その傷、買取業者ならそれくらいで直せるから。
だって考えてみてください。
買取業者も自動車業界のプロ。
普段は自社で車の修理をしたり、外注するにしても業者間で特別価格でやったりしてるわけです。
当然、一般客用の料金に比べて「全然安い価格」で修理できるんですね。
そういったわけで…
愛車を査定に出すのであれば、清掃や洗車はするにしても「お金をかけた修理」はしないようにしましょう。
プロにしかできないことはプロに任せるのが一番ですよ。
まとめ
さて今回は、「買取査定前に愛車を掃除しておくべき理由と注意点」についてお話ししてきました。
まとめるとこんな感じ。
「買取査定前に愛車を掃除しておくべき理由と注意点」
- 理由①:「汚い車は手間がかかる」ので査定額が下がる
- 理由②:「売り手(あなた)の信頼」が失われ査定額が下がる
- 注意点:板金・塗装といったお金のかかる修理はしない
(かけた金額ほど査定額は上がらない)
愛車は持ち主(あなた)を映す鏡です。
つまり…
愛車が汚いと、買取業者は「売主(あなた)は車を雑に扱う人なんだな」って考えます。
結果、
「この車は雑に扱われてるだろうからトラブルも多そうだ」と評価され査定額を下げることになるんですね。
なので…
愛車を査定に出すときは「せめて清掃・洗車くらい」はするようにしましょう。
それだけであなたの印象はぐっと上がり、査定も前向きに・積極的になると思いますよ。
数十分の努力が生みだす数万円。
ぜひあなたにも受け取ってほしいです。
っといったところで、今回はここまで。
最後までありがとうございました。