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【買取もヤバい?】保険金不正請求問題で揺れるビッグモーター問題を徹底解説!

カモネギ店長です。

今回は、最近ニュースをにぎわしている「ビッグモーターの保険金不正請求問題」と、この問題が買取業界に与える影響について解説したいと思います。

カモネギ店長

この記事を読んでいただけば、「今や中古車業界No1の巨大企業になったビッグモーターに何が起こったのか?」に加え「車売ろうと思っていたのに大丈夫なの?」という疑問が解消できますよ。

ビッグモーターと言えば中古車業界では誰もが知る超大手ですが…

つい先日「不正車検」で話題になったかと思えば、今度は「保険金不正請求問題」が注目を集めています。

中古車販売だけでなく買取業界においても超大手ともいえる企業の大問題。

車を売ろうと考えている人は本記事を確認し、車を売る際の判断材料にしてもらえればと思います。

それでは始めていきましょう。

カモネギ店長

結論が気になる人は、以下を参考にしてみてください。

保険金不正請求問題で揺れるビッグモーター問題を徹底解説!
  • 解説①:ビッグモーターが指摘されている保険金不正請求問題とは?
    →保険加入車両の修理費用を水増し請求していた
  • 解説②:保険金不正請求の手口
    →修理費用を稼ぐため、修理車両に追加で傷をつけていた
  • 解説③:ビッグモーターと保険会社との関係
    →保険会社にとって、ビッグモーターはある意味「お客様」だった
  • 解説④:保険金不正請求問題はビッグモーターと保険会社だけの問題ではない
    →保険料が上がるのを嫌って保険で修理しなかった人は?
  • 解説⑤:ビッグモーターの保険金不正請求問題で買取業界はどうなる?
    →一気に健全化が進む予感
  • 解説⑥:車を売ろうと思っているひとへ
    →一括査定で健全な競争を起こして高く売ろう!

解説①:ビッグモーターが指摘されている保険金不正請求問題とは?

ビッグモーターが指摘されている保険金不正請求問題を解説します。ビッグモーターは、修理のために入庫した車に対し、ゴルフボールややすりなどで傷をつけることで修理箇所を増やし、修理費用を水増しするという不正をおこないました。

まずは、ニュースになっているビッグモーターの保険金不正請求問題について簡単に解説していきます。

カモネギ店長

簡単にいうと…
自動車保険に加入している人が「保険を使って車を修理する」際に、ビッグモーターが保険会社に対して修理代を水増しして請求していたということです。

車をこすったり事故をしたことがある人はわかると思いますが、修理をする前に保険会社に連絡しますよね?

あれは「被害者・加害者の過失割合の確認」と「保険を使って修理する」ために連絡しています。

保険会社に連絡をすると、保険会社のスタッフがあなたに言うわけです。

「事故の状況はわかりました。それでは修理のため車を工場に運ばせていただきますね。」

そうして故障した車は修理工場に運ばれ、保険会社と修理工場スタッフ間で傷や故障の確認と修理の打ち合わせが行われることに。

打ち合わせの結果、修理箇所と修理費用が決定。

修理工場は修理にとりかかり、保険会社は修理費用を修理工場に支払うという流れになります。

カモネギ店長

ここで重要なのは、
「これくらいの傷は〇円で修理してね」という修理に関する費用設定は、修理工場と保険会社の間であらかじめ決まっているということです。

なので、普通に考えると修理費用の水増し請求はできないのですが…

修理工場の立場であるビッグモーターは、とある手口を使い保険会社が気づかないよう修理費用の水増し請求をしていたんですね。

が…

悪いことはいずれバレる運命。

「とある手口」を強要されるビッグモータスタッフによる内部告発や、「ビッグモーターに修理任せると、なんか費用高くね?」という単純な疑念より真実が露見(ろけん)。

この事実に気づいた保険会社は怒り心頭。

今回の保険金不正請求問題に発展するわけです。

カモネギ店長

これが「ビッグモーター保険金不正請求問題」の大まかな概要ですね。

では…

普通は不正のしようがないこの状況で、ビッグモーターはどうやって保険会社へ水増し請求をおこなったのか?

その方法を見ていきましょう。

現時点で保険金不正請求問題での賠償額はおおよそ50億円と言われており、今後100億円規模に膨らむ可能性も示唆されています。

ビッグモーター、保険金不正請求の賠償額は50億円超 不祥事により社員が3カ月で1000人退社|中古車流通|紙面記事 (netdenjd.com)

解説②:保険金不正請求の手口

ビッグモーターが保険金不正請求をした手口を解説します。ズバリ、修理のため入庫した車を傷つけ修理箇所を増やすことで保険会社からの請求金額を増やした。これが真相です。入庫した車をサンドペーパーで傷つけたり、ひどいときは蹴って傷をつけたと言われています。

先ほど少しふれましたが…

車の修理費用は保険会社と修理工場の間であらかじめ決まっています。

つまり、修理工場としては「決まった個所」を「決まった価格」で修理することになるので、修理箇所が増えない限り追加で儲けようがないわけです。

カモネギ店長

「修理箇所」は、保険会社と修理工場のスタッフ間で車を確認しながら決めるので、「後になって修理箇所が増える」ということは基本的にはあまり発生しません。
っということは?

そこでビッグモーターは考えました。

ビッグモーター

傷が増えたらいいんじゃね?

車に付いた傷に対する修理費用は決められているので、修理費用(売上)を増やしたいのであれば「傷が増えればいい」と考えたんですね。

カモネギ店長

そこで修理工場に運ばれてきた車に「追加で傷をつけ修理箇所を増やす」という荒業にでたわけです…

修理箇所が増えれば保険会社からの修理費用の支払い額も増える。

つまり、ビッグモーターとしては同じ1件の修理受注で売り上げも利益も増やせるわけです。



これが、ビッグモーターが請求を水増しした大まかな方法です。

解説③:ビッグモーターと保険会社との関係

目の前でこんなに不正を働かれているのに、なぜ保険会社は見逃していたのか?理由は保険会社とビッグモーターのただならぬ関係性にあります。つまり、保険会社にとってビッグモーターは自分たちの商品(保険)を売ってくれるお得意様だったんですね。

じゃなんで、保険金を不正請求されているのに保険会社は黙っていたのか?

カモネギ店長

この点は推測も含まれているので、「そんなこともあるんだ?」くらいで読んでもらえればと思います。

結論を先にいうと…

保険会社にとってビッグモーターは、

大切な「お得意様」的な存在でもあったから。

大手損保会社が不正請求に気づき、ビッグモーターへの修理案件紹介をストップしたのが令和4年の夏と言われています。

が…

カモネギ店長

でも正直な話し、その前から損保会社も気づいてたと思うんですよね?
だって、ビッグモーターに案件紹介すると謎に費用がデカくなるわけですから。

それでも保険会社が動かなかったのは、中古車販売店でもあるビッグモーターが車と一緒に保険も販売していたから。

つまり、保険会社にとってビッグモーターは、「自分たちの商品を売ってくれる大切なお得意様だった」ということです。

結果、怪しいとは思いつつも言い出せず…

内部告やSNSによる情報拡散によって収集がつかなくなってから仕方なく動き出すことになった。

この辺が真相なのではないかと思います。

解説④:保険金不正請求問題はビッグモーターと保険会社だけの問題ではない

「でもこれはビッグモーターと保険会社の問題で自分には関係ない!」という人もいるかもしれませんが…じつはおおありです。保険料が上がるのがイヤで自腹で修理した人。普段の車検や修理でビッグモーターに入庫した人。知らないうちに請求額を水増しされていたかもしれませんよ?

ここまで、ビッグモーターの保険金不正請求問題の概要と手口について解説してきましたが、こういう話をするとこういう意見も出てきます。

さて子

でもさ?
これ保険会社とビッグモーターとの問題でしょ?
アタイは関係ないんじゃね?

確かに一理あるのですが、知らないうちにめっちゃ関係してしまっている人もいます。

それが…

  1. 保険修理をしようと思ったけど保険料が高くなるのがイヤで自腹で修理した人
  2. 普通に車検などの整備目的ビッグモーターに入庫している人

①は割と多いですね。

事故をして保険で修理すると保険料が高くなので、自腹で修理しちゃうパターン。

カモネギ店長

「等級が下がると保険料が高くなる」って聞いたことがありませんか?
保険修理を使うことで等級が下がり、保険料が1.5倍くらい高くなることもあります。

保険には「等級」というものがあります。

いわゆる…「あなたは安全ドライバーランキング」的なもので、事故をして等級が下がると「危険人物」ということで保険料が高くなるシステムですね。

で、この「等級落ち」を恐れて、事故をしても保険修理しない人がいます。

ってことは?

このケースだと、水増し請求されていた保険会社の立場に自分が立つわけなので…

自分が水増し請求を食らうことになるってことに。

次に②。

別に事故の修理でなくても、整備で工場に入庫することはありますよね?

カモネギ店長

12か月点検・車検・メンテナンス。
修理工場に入庫するのは事故の時だけではありません。
ってことは?


こういうこともできてしまうので、「保険を使った修理をしていない人は関係ない」とは言えないんですね。

以上を踏まえると、ビッグモーターへの損害賠償額はもっと膨れ上がることが予想されます。

解説⑤:ビッグモーターの保険金不正請求問題で買取業界はどうなる?

ビッグモーターの保険金不正請求問題を受けて車買取業界がどうなるのか?結論は、健全化が進むと思います。ビッグモーターは悪い意味で中古車業界で影響力を持っていました。今までは力の大きさゆえに手が出せませんでしたが、今回の事件を受けて一気に業界の健全化がススムでしょう。そういう意味では
車を売りやすい環境が整っていくと思います。

それでは本記事の本題。

このビッグモーター保険金不正請求問題が買取業界にどんな影響を与えるのか?

カモネギ店長

車買取業界においても強烈な存在感をもつビッグモーターですから「その影響は計り知れない」という人もいますが…
私の結論は「むしろ業界が正常化される」と思います。

車の買取業界にはいろんな問題があります。

例えば…

  • 鳴りやまない電話
  • 査定員がしつこ過ぎて帰らない
  • 契約後の査定額減額

などなど…

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でも、車買取業界のメインプレーヤーであったビッグモーターが超大きな問題を起こしたことで、こうした買取における問題行為にもメスが入っていくのではないかと思いますね。

現に、中古車販売業界でも2023年10月から表示価格に関するルールが大きく変わることになっています。

カモネギ店長

中古車販売サイトを見ると「総額」が掲載されていますよね?
でも、いざ買おうと思ったら「一方的に表示価格以上の請求を受ける」ということが問題になりました。
ビッグモーターもこうした手法をとっていたと言われています。

っということで…

買取業界は今後正常化していくものと思われます。



なので、これから車を売ろうと思っている人は安心してください。

きっと、あなたの車はもっと売りやすくなりますよ!

解説⑥:車を売ろうと思っているひとへ

今回のビッグモータの保険金不正請求を受けて買取業界は健全化していくと思います。なので、今後車を売ろうと思っている人は、むしろ安心して車を売ってください。しつこい電話やしつこい営業。こういった行為も厳しく取り締まられると思います。そういう意味では一括査定の利用がより効果的になりそうですね。

最後に…

今回のビッグモーター保険金不正請求問題を受けて、これから車を売りたいと思っている人に一言お伝えしておきたいと思います。

カモネギ店長

中古車業界最大のプレーヤーであるビッグモーターのスキャンダルが発表されましたが、この事件を受けて業界がむしろ健全化するものと思われます!

なので…

なにも心配はいりません。

むしろ、これからの方がユーザーファーストで「売りやすい」環境ができていくと思いますので、今まで以上に野心を持って高値で売っていきましょう!

まとめ

本記事のまとめです。ビッグモーターは修理のために入庫した車を故意に傷つけることで修理費用を水増しするという不正を行いました。ぶっぐモーターは中古車業界ではNo1の大企業。大きいだけにその影響が心配されましたが、結論、むしろ業界が健全化されるので問題ないかと思います。車の売りてにとっては、より売りやすい環境が整うと思いますので、安心して車を売って下さい。高く売れる一方でデメリットも多かった一括査定なんかは利便性が増すのでおススメですよ。

さて今回は、ビッグモーターの保険金不正請求問題と、この問題が車買取業界に与える影響についてお話ししてきました。

まとめると、以下の通り。

保険金不正請求問題で揺れるビッグモーター問題を徹底解説!
  • 解説①:ビッグモーターが指摘されている保険金不正請求問題とは?
    →保険加入車両の修理費用を水増し請求していた
  • 解説②:保険金不正請求の手口
    →修理費用を稼ぐため、修理車両に追加で傷をつけていた
  • 解説③:ビッグモーターと保険会社との関係
    →保険会社にとって、ビッグモーターはある意味「お客様」だった
  • 解説④:保険金不正請求問題はビッグモーターと保険会社だけの問題ではない
    →保険料が上がるのを嫌って保険で修理しなかった人は?
  • 解説⑤:ビッグモーターの保険金不正請求問題で買取業界はどうなる?
    →一気に健全化が進む予感
  • 解説⑥:車を売ろうと思っているひとへ
    →一括査定で健全な競争を起こして高く売ろう!

問題が起こると反動で改善の波が起きます。

今回の波の起し手は業界随一の企業ビッグモーターなので、買取業界に起こる改善の波も相当大きなものになるでしょう。

ってことは、ユーザー(売り手)にとってはよりよい環境が整う可能性があるってこと。

なので…

今回のビッグモーター問題を受け「買取業界は大丈夫か?」と心配をした人もいるかと思いますが、むしろチャンスと考え野心を持ってチャレンジ(高く売る)してみてください。

高く売る方法は変わりません。

「たくさんのあい見積もり」をとって「買取業者同士に競ってもらう」のみ。

そういう意味では一括査定が一番効率的であることも変わりませんので、「車を高く売りたい」と思っている人は是非チャレンジしてみてください。

「自分にあった一括サイトが知りたい」という人は、以下の記事をご参考に…

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以上、今回はこのへんで。

最後までありがとうございました!

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